産業廃棄物は正しく処理しないと罰則があります!

遺品整理・特殊清掃の専門業者大阪アスエル

0800-805-1055

〒591-8043 大阪府堺市北区北長尾町6-4-17

営業時間 8:00~22:00 年中無休

産業廃棄物は正しく処理しないと罰則があります!

お役立ちコラムブログ

2024/03/08 産業廃棄物は正しく処理しないと罰則があります!

 

産業廃棄物の処理は、事業者の方にとって避けては通れない道です。
また、法令を遵守することは企業倫理や社会的責任の表れでもあります。
この記事では、産業廃棄物処理に関する法律の基本から、違反した際の罰則まで紹介します。
正しい理解のもと、正しい方法で産業廃棄物の処理を行いましょう。
 

□廃棄物処理法の基本と産業廃棄物の定義

 
廃棄物処理法、正式には「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」と呼ばれ、廃棄物の適切な処理を通じて清潔な生活環境を保つことを目的としており、成立背景もあります。
また、産業廃棄物と一般廃棄物には違いがあります。
ここでは、その成立背景、そして産業廃棄物と一般廃棄物の違いについて見ていきましょう。
 
1:法律の成立背景
 
法律の成立背景には、高度経済成長に伴う大量消費と廃棄物の増加があります。
処理場の不足や処理費用の高騰に加え、不法投棄や公害問題が社会問題化したことが、この法律制定の大きな動機となりました。
 
2:産業廃棄物と一般廃棄物の区別
 
産業廃棄物は、事業活動から生じる廃棄物で、20種類に分類されています。
これには燃えがら、金属くず、廃油、ゴムくずなどが含まれます。
 
一方、これらに該当しないものが一般廃棄物とされ、主に家庭から出るごみにあたります。
この明確な区分が、適切な処理を実現するための基礎となります。
 

□産業廃棄物違反時の罰則について

 
産業廃棄物の処理違反は、罰則によって厳しく制御されています。
法律は排出会社だけでなく、処理会社にも責任を問います。
ここでは、その罰則について見ていきましょう。
 

*不法投棄の罰則

 
不法投棄を行った場合、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、あるいはその両方が科せられる可能性があります。
また、法人に対しては、3億円以下の罰金が課される場合もあります。
 

*契約書作成義務違反の罰則

 
契約書の作成義務違反や許可証の添付漏れなどの場合、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられることがあります。
これにはマニフェストの交付忘れや法定記載事項の記入漏れなども含まれます。
 

*特別な管理が必要な廃棄物の取扱い

 
特別管理産業廃棄物を適切に管理しない場合、30万円以下の罰金が課されることがあります。
これは人の健康や生活環境に悪影響を及ぼす可能性がある廃棄物の取扱いに関する重要な規定です。
 

□まとめ

 
産業廃棄物と一般廃棄物の区別、法律の成立背景、そして具体的な罰則の内容を理解することは、事業者の方が法令遵守を果たし、社会的責任を全うする上で不可欠です。
適切な廃棄物処理を行うことで、清潔な生活環境の維持に貢献し、企業としての信頼と持続可能な経営を築けるでしょう。

 

電話番号 072-260-4833
住所 〒591-8043 大阪府堺市北区北長尾町6-4-17

TOP