産業廃棄物にはどんな種類がある?分別方法もご紹介!

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産業廃棄物にはどんな種類がある?分別方法もご紹介!

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2024/03/07 産業廃棄物にはどんな種類がある?分別方法もご紹介!

日本では、年間数千万トンのごみが排出されており、その適切な処理は環境への影響を最小限に抑える上で不可欠です。
特に、産業廃棄物は世界的に見ても深刻な状態です。
この記事では、産業廃棄物の基本概念から、具体的な種類と分別方法まで紹介します。
 

□産業廃棄物とは?

 
ここでは、産業廃棄物の概念について、広く誤解されがちな点から始めましょう。
 

*法令での定義と誤解

 
法令では、産業廃棄物を特定の条件と特性を持つ20種類の廃棄物として明確に定義しています。
 
しかし、多くの事業者や一般の人々には、この正確な定義が十分に理解されていないことがあります。
 

*日本における廃棄物の現状

 
2019年の環境省のデータによると、日本国内で年間約4,289万トンのごみが排出されています。
この膨大な量の廃棄物は、1人あたり毎日1キログラムのゴミを出しているに等しい量であり、この中には多くの産業廃棄物が含まれています。
これらはただ単に「ごみ」として片付けられるのではなく、特定の分類と処理方法が必要です。
 

*環境への影響と管理の重要性

 
産業廃棄物の不適切な管理は、環境汚染や健康上のリスクを引き起こす可能性があります。
地球温暖化、水質汚染、土壌汚染など、さまざまな環境問題が産業廃棄物の管理方法によって左右されるため、正確な分類と適切な処理が求められています。
 
特に、法令で定義された20種類の廃棄物を正しく理解し、それに基づいた管理を行うことが、環境保護のために非常に重要です。
 

□産業廃棄物の種類と分別方法

 
次に、産業廃棄物の具体的な種類とそれぞれの適切な分別方法について見ていきましょう。
 
1:燃え殻
 
燃え殻には、石炭がらや焼却炉の残灰などが含まれます。
これらは熱処理後の副産物として扱われ、適切な処理が求められます。
 
2:汚泥
 
汚泥は、水処理後の泥状の物質や活性汚泥法による余剰汚泥を指します。
この種の廃棄物は特に注意深い処理を要します。
 
3:廃油
 
廃油には、鉱物性油や植物性油、潤滑油などが含まれます。
これらは適切に回収し、環境に影響を及ぼさないように処理する必要があります。
 
4:その他の種類
 
その他、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず、陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん、紙くずなど、多岐にわたる産業廃棄物が存在します。
これらの分類や処理方法を知ることも、効率的かつ環境に優しい廃棄物管理を実現するために不可欠です。
 

□まとめ

 
法令に定められた20種類の廃棄物について正しく理解し、適切な分別と処理を行うことが、環境保全と持続可能な社会の実現に向けた第一歩です。
 
また、産業活動において発生する様々な廃棄物に対して、皆さんが正しい知識を持ち、実践に移す必要があります。
この記事を活用し、産業廃棄物を適切に処分しましょう。

 

 

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