清掃技術
清掃技術
孤独死や事故、自殺などで発見が遅れた現場にはウジ、ハエなどの害虫が大量に発生するので、燻煙剤や専用の駆除スプレーなどを使用し処理を致します。
ときには何千、何万匹も発生いたします、近隣住民から苦情もきますので、不用意にドアを開けてはいけません。
特殊清掃現場は、想像を絶する悪臭が立ち込められています、臭いと共にウイルス等の細菌も蔓延していますので、
作業員の安全確保のためにも、当社独自配合の特殊な薬剤を噴霧して、悪臭の「消臭」と、汚染された部屋の「消毒」を致します。
天井から散布することで、効率よく作業が進められます。
臭いの元である、布団や畳、カーペットなど汚染物が付着している物を全て密閉袋に封じ込めます。
これを行わないと、いくら消臭剤を撒こうが効果がありませんので、最重要項目です。
発見が遅くなり腐敗がひどい場合は、お部屋中に悪臭が充満していますので、家財品にも臭いが移っていて再利用は不可能です、密閉できるものはなるべく密閉して撤去します。
悪臭の原因の壁や床に染み付いた血液・体液、髪の毛、へばりついた皮膚などを専用の道具と薬品を用いて完全除去致します。
床下まで汚染されている場合は、床をめくる必要があります。
目には見えなくても 壁や床に血液・体液が飛び散っているので、完全に拭き取ります。
臭いがひどい場合は壁紙を撤去する必要があります。
この作業を怠ると臭いが消えなかったり、臭いが戻ったりします。
血液・体液が木材の内部まで染み込んでいる場合は表面だけ綺麗にしても、いつまでたっても臭いが発生いたします。
消臭・除菌剤を噴霧しても内部までは届かないので、特殊なコーティング剤を塗装し臭いを封じ込めるための作業をおこないます。
アスエルでは初期消臭・除菌に加え、完全に消臭・除菌するために「マイクロ微粒子噴霧器」を使い、再び特殊な薬品を散布します。
薬剤の粒子が非常に細かいため、お部屋の細部まで薬剤が行き届き消臭・除菌ができます。
この時点で完全に消臭されるケースもあります。
7,500~12,000mg/hrという業界最高水準の高濃度オゾン発生器を使って臭いの元を化学反応させ完全に脱臭・除菌致します。
オゾンには、あらゆる物質と結合して酸化反応を起こします。 この酸化力が消毒・殺菌・脱臭の元となります。
その殺菌力は、塩素の5~7倍といわれてフッ素に次ぐ効果があります。
オゾンには強い残留性がありますが、酸化反応後は無害なので安全です。
※酸化反応前は有害で、人体に影響を及ぼす恐れがあるので、取り扱いには注意が必要です。
後記するオゾンベークアウト法と組み合わせると、その効果は絶大です。
完全消臭・除菌後は元のお部屋まで「回復」しております、お客様や家主、近隣住民の方も安心していただけます。
特殊清掃は時間が非常に重大です、放置すればするほど臭いが取れなくなり近隣住民の方から苦情がきますし、お家の価値も下がります。
大阪や近隣府県で特殊清掃の業者をお探しでしたら口コミでスピーディーな対応として好評な、アスエルまでご連絡ください。
大阪を拠点に特殊清掃をおこなっているアスエルでは、一般的なオゾン消臭機1,000mg/h とは比較にならない、12,000mg/hという、高濃度のオゾン消臭機(ActivO-J)などを使います。
更に、ベークアウト法という消臭法を組み合わせた「オゾンベークアウト法」により、完全な消臭をします。
オゾンには強力な除菌・消臭力があるのですが、オゾン自体は空気よりも重い物質ですので、床の方に溜まってしまいその効果は半減されます。
ですのでオゾン発生器を台などの上に設置し、高い位置から放出させます。
さらに260㎥/h以上の風量を持つサーキュレーターを使いお部屋の隅々まで行き届かせます。
またオゾンは10℃~30℃、湿度40%~60%程度に保つことで最大限の効果を発揮します。
夏はエアコンを使い、冬はハロゲンヒーターなどを使って温度を調節し、加湿器を使って湿度もコントロールします。
この高濃度のオゾンを充満させ続けると、オゾンによる化学反応は徐々に鈍くなりますので、数時間ごとに換気し新しい空気と循環させます。
この工程を繰り返すことでオゾンによる消臭力を常に最大限に保つことができ、従来の置くだけ脱臭に比べ、「数倍」の効果が得られます。
他の特殊清掃業者との違いはまだまだありますので、またブログなどで記事にしたいと思います。
大阪の周辺で特殊清掃をやってもらいたいという緊急な方や、マンションなどを管理していて自殺、孤独死の清掃業者をお探しの管理会社様はアスエルまでご連絡ください。