産業廃棄物と一般廃棄物の違いには何がある?分別例についてもご紹介!

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2023/06/11 産業廃棄物と一般廃棄物の違いには何がある?分別例についてもご紹介!

産業廃棄物と一般廃棄物の分別は分かりやすそうですが、意外と難しい場合があります。
これは、ゴミの排出先によって分別が変わるものがあるからです。
では、産業廃棄物と一般廃棄物にはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、産業廃棄物と一般廃棄物の違い、分別例を紹介します。

 

□産業廃棄物と一般廃棄物の違いとは?

 

建築現場や工場、農業や医療施設などの事業活動に伴って排出される法令で定められた20種類の廃棄物のことを産業廃棄物と言います。
処理責任は事業者にあり、産業廃棄物処理法に基づいて処理する必要があります。

一方、一般家庭から排出されるゴミや粗大ごみのような産業廃棄物に該当しない廃棄物のことを一般廃棄物と言います。
処理責任は市町村にあり、自治体ごとのルールに基づいて処理を行っています。

 

□産業廃棄物と一般廃棄物の分別例について!

 

産業廃棄物と一般廃棄物の区別は少し分かりにくいです。
例えば同じ紙ごみでも、排出される活動によって分別方法が変わってしまいます。

コンビニエンスストアでは店頭回収ボックスが設置されています。
その中で回収されているペットボトルや空き缶、プラスチックゴミなどの有償で売却できないようなものは産業廃棄物に分別されます。

しかし、コンビニエンスストアの回収ボックスで回収された紙くずは一般廃棄物として分別されるのです。

また、紙加工品製造業の工場を事例に挙げて紹介すると、工場内で発生した紙加工品製造業に関する紙ごみは、産業廃棄物に分別されます。
そして、工場があるということは工場を管理する事務所があるはずです。
事務所が工場と同じ敷地の中にある場合、事務所内で発生する紙ごみは産業廃棄物と分別されます。

 

しかし、事務所と工場が別の場所にある場合、事務所内で発生する紙くずはオフィスゴミと分類されます。
つまり、産業廃棄物ではなく一般廃棄物となるのです。

産業廃棄物と一般廃棄物は法律が制定されているほど明確に区別されています。
そして悪気がない場合でも、不法投棄のような法令違反とみなされてしまう可能性があります。
定義をしっかりと確認するようにしましょう。

 

□まとめ

 

産業廃棄物と一般廃棄物は明確に区別されており、定義を十分に理解していなければ正しく分別することはできません。
紙ごみは、ペットボトルやプラスティックなどよりも分別が分かりにくいです。
不法投棄の疑いがかけられないように、ゴミの排出先がどこなのか、そしてどこに分類されるのかを確認しておき、正確に判断するようにしましょう。

 

 

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