産業廃棄物における中間処理と最終処分の違いとは?それぞれの特徴をご紹介!

遺品整理・特殊清掃の専門業者大阪アスエル

0800-805-1055

〒591-8043 大阪府堺市北区北長尾町6-4-17

営業時間 8:00~22:00 年中無休

産業廃棄物における中間処理と最終処分の違いとは?それぞれの特徴をご紹介!

お役立ちコラムブログ

2024/03/10 産業廃棄物における中間処理と最終処分の違いとは?それぞれの特徴をご紹介!

環境保護への意識が高まる中、事業者の方々は産業廃棄物の処理方法について理解しておく必要があります。
特に、産業廃棄物は日本においてその量が多くなっており、環境への悪影響が懸念されています。
また、産業廃棄物の処理には中間処理と最終処分という項目があります。
 
本記事では、産業廃棄物の中間処理と最終処分の違いや役割について解説します。
 

□中間処理と最終処分の違いとは?中間処理の特徴

 
中間処理は産業廃棄物処理の重要な一環です。
ここでは、その中間処理の特徴について見ていきましょう。
 

*産業廃棄物の処理効率化

 
中間処理では、大きな廃棄物を小さく細分化することで、処理効率を高めます。
これにより、処理プロセス全体の負担が軽減され、より多くの廃棄物を効率的に処理できるようになります。
 

*環境負荷の軽減

 
廃棄物の細分化は、環境への影響を最小限に抑えるためにも重要です。
体積が小さくなることで、風化や分解が早まり、環境への負荷が減少します。
 

*資源の再利用

 
中間処理施設では、廃棄物から再利用可能な資源を分離し、リサイクルに回します。
これにより、新たな資源の採掘を抑え、持続可能な資源循環が促進されます。
 

□産業廃棄物における最終処分の特徴について

 
最終処分は、産業廃棄物処理の最終段階です。
ここでは、最終処分の特徴について見ていきましょう。
 
1:廃棄物の安定化
 
安定化とは、廃棄物が環境中でそれ以上変化せず、影響を与えない状態を指します。
これには、生物化学的な分解や物理的な処理が含まれます。
廃棄物を安定した状態にすることで、有害物質の流出や拡散を防ぎ、環境へのリスクを大幅に低減します。
 
2:廃棄物の無機化・無害化
 
無機化とは、有機物質を無機物に変換することで、廃棄物からの有害物質の発生を防ぎます。
無害化は、廃棄物に含まれる有害成分を取り除くか、害のない形に変換するプロセスです。
これらの工程を通じて、廃棄物が環境や人間の健康に与える悪影響を最小限に抑えられるようになります。
 
3:最終処分の進化と現代の課題
 
過去には海洋投棄や土壌還元が一般的でしたが、現在では陸上の埋立処分が主流です。
 
しかし、埋立処分地の確保は都市化や環境保護の観点から難しくなっています。
そのため、廃棄物の量を減らす、リサイクルを増やすなど、最終処分に頼らない方法の開発と実施が重要な課題となっています。
 

□まとめ

 
中間処理は廃棄物の処理効率を高め、環境負荷を軽減する重要な段階であり、資源の再利用を促進します。
 
一方、最終処分は廃棄物を安全に処理し、環境への影響を最終的に封じ込めるための重要な工程です。
これらの知識を活用し、産業廃棄物の処理を適切に行っていきましょう。

 

 

電話番号 072-260-4833
住所 〒591-8043 大阪府堺市北区北長尾町6-4-17

TOP