産業廃棄物に関する税金とは?課税方式もご紹介します!

遺品整理・特殊清掃の専門業者大阪アスエル

0800-805-1055

〒591-8043 大阪府堺市北区北長尾町6-4-17

営業時間 8:00~22:00 年中無休

産業廃棄物に関する税金とは?課税方式もご紹介します!

お役立ちコラムブログ

2023/10/25 産業廃棄物に関する税金とは?課税方式もご紹介します!

産業廃棄物税に関する情報は、多くの企業にとって必須の知識です。
実はこの税制、産業の中で生じる廃棄物の排出や取り扱いに関わる部分で課税されるもので、各自治体によりその細かな仕組みや方法が異なって定められているのです。
この記事では、産業廃棄物税の核心的な概要や課税の方法について、わかりやすく紹介します。

 

□産業廃棄物に関する税金とは?

 

産業廃棄物税、よく「産廃税」と称されるものは、排出事業者や中間処理業者に向けて課される特別な目的税です。
この税制は、産業廃棄物の排出や処理の量に従って課税され、自治体によっては、1トン毎に1,000円の税金が標準的だとされています。

最初の頃、この税金は産業廃棄物の排出を制御する目的で設立されましたが、最近では循環型社会の形成をサポートしています。
税の収入は、産業廃棄物の排出の制限やリサイクルの促進、不適切な処理の予防といった活動への資金として期待されるでしょう。

具体的には、排出事業者を対象に最終処分場や中間処理施設に搬入するタイミングで課税されます。

 

□産業廃棄物税の課税方式を詳しくご紹介!

 

産業廃棄物税の課税方式には、いくつかの種類が存在します。
各方法には、課税の対象者や納税の手段が異なるので、きちんと把握することが大切です。

 

1.排出事業者申告納税方式
三重県や滋賀県で採用されている方法で、排出事業者が税額を自ら申告し、自治体へ納税します。
この方法では、排出事業者が自らの責任で納税すべき税額を申告し、その金額を自治体へと支払います。

 

2.最終処分業者特別徴収方式
岡山県や広島県など19の都府県で採用されており、最終処分業者が税金を一時的に徴収し、その後自治体へ納税します。
この方法では、最終処分業者が特別徴収の責任者として指定され、排出事業者や中間処理業者は、まず特別徴収の責任者へ税金を支払います。

 

3.最終処分業者申告納税方式
北九州市で採用されている方法で、最終処分業者が税額を自ら申告し、自治体へ納税します。
この方法では、産業廃棄物の処分の量に基づいて計算された税額を、最終処分業者が自治体へと支払います。

 

4.焼却処理・最終処分業者特別徴収方式
福岡県や佐賀県など9の県で採用されており、焼却施設や最終処分業者が税金を一時的に徴収し、その後自治体へ納税します。
この方法では、焼却施設や最終処分業者が特別徴収の責任者として指定され、排出事業者や中間処理業者は、まず特別徴収の責任者へ税金を支払います。

 

□まとめ

 

この記事では産業廃棄物税について紹介しました。
各自治体での課税の方法や体系は異なるので、その詳細を正しく把握し、適切な手続きが必要となります。

当社は、不用品の収集から遺品の整理まで、あらゆる「片付け」の専門家として活動しています。
産業廃棄物に関するお悩みや疑問がある場合、お気軽にご連絡いただければと思います。

 

 

電話番号 072-260-4833
住所 〒591-8043 大阪府堺市北区北長尾町6-4-17

TOP