日本の産業廃棄物の排出量はどれくらい?削減に向けた取り組みもご紹介します!

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2023/10/04 日本の産業廃棄物の排出量はどれくらい?削減に向けた取り組みもご紹介します!

皆さんは、日本でどのくらいの量の産業廃棄物が排出されているか、ご存じですか。
産業廃棄物とは、事業活動に伴い排出された廃棄物のうち、法令で定められた種類のものを指します。

まだまだ削減が必要な日本の産業廃棄物について、この記事では紹介していきます。
日本における産業廃棄物の問題。
これを機に一度考えてみましょう。

 

□日本での産業廃棄物の排出量はどれくらい?

 

日本では、一年間にどのくらいの量の産業廃棄物が排出されているのでしょうか。
令和2年度の一年間の産業廃棄物は、3億9215万7トンでした。
これは、東京ドーム約1054杯分で、一般廃棄物の約9倍の量です。

このうち約53%は再生利用されていて、最終的に埋め立てられているのは全体の2.4%にあたる、941万トンです。

では、どのようなゴミが多く捨てられているのでしょうか。
産業廃棄物を種類別でみると、1位は汚泥で全体の43.5%、2位は動物の糞尿で全体の20.9%、3位はがれきで全体の15.8%となっています。

 

□産業廃棄物の削減に向けた取り組みをご紹介!

 

産業廃棄物を埋められる最終処分場には限りがあり、残存余年は約16年といわれています。
そのため、産業廃棄物に対する削減努力が求められているのです。
ここでは、実際に企業がどのような取り組みを行っているのか、いくつかの事例を紹介します。

 

*ソニーの取り組みについて

 

ソニーは、製造事務所での産業廃棄物削減のために、部品輸送時の包装材の寸法や材質を標準化しています。
そうすることで、リユースが可能になり、グループ内での循環使用につながっています。

 

*富士通グループの取り組みについて

 

富士通グループは、半導体やプリント基板の製造過程で発生する廃酸、廃アルカリ、汚泥の発生量を削減するための設備を導入したり、再利用を促したりしています。
また、中国の廃プラスチック輸入禁止に伴って、部品納入時に使われるトレーをリユースし、プラスチック廃棄物の削減にも取り組んでいます。

 

*ニチレイグループの取り組みについて

 

ニチレイグループは、2017年度には、事業外廃棄物の99.5%をリサイクルする、という記録を出しています。
食品の加工において出る廃棄物を、鶏の飼料や田んぼの肥料として活用し、循環型生産を目指しています。

 

□まとめ

 

日本において、産業廃棄物の問題は深刻です。
削減努力を行わないと、16年後には産業廃棄物を埋められなくなります。

今回は、ソニー、富士通グループ、ニチレイグループが行っている産業廃棄物削減のための努力を紹介しました。
この記事が、皆さんが産業廃棄物について考えるきっかけになると嬉しいです。

 

 

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