産業廃棄物の中間処理とは?中間処理の目的や流れをご紹介します!

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産業廃棄物の中間処理とは?中間処理の目的や流れをご紹介します!

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2023/06/20 産業廃棄物の中間処理とは?中間処理の目的や流れをご紹介します!

産業廃棄物の処分は、地下水の汚染といった環境に悪影響を及ぼす可能性があり注意が必要です。

しかし、産業廃棄物の処分は、家庭ごみの処理や分別などと比べるとイメージしにくく、どんな工程があるのか分からない方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、産業廃棄物の中間処理について、その目的と流れをご紹介します。

 

□産業廃棄物の中間処理とは?

 

産業廃棄物の処分は中間処理と最終処分というプロセスに分けられます。
中間処理とは、埋立てにおける最終処分をしやすいように処理する工程です。
主な処理方法には焼却、粉砕、溶融、脱水、選別、安定化、無害化といった方法が挙げられます。

これらの工程を経ることで、最終処分場に送られる産業廃棄物の量を減らせます。
中間処理せずに産業廃棄物を最終処分場に送ってしまうと、最終処分場がすぐに満たされて、使えなくなってしまいます。

 

□中間処理の流れをご紹介!

 

中間処理の流れとしては、まず収集運搬会社によって運ばれてきた産業廃棄物の重量が計測され、それによって処理料金が割り出されます。

次に、持ち込まれた産業廃棄物の種類が合っているか、危険物や取り扱えないものが混ざっていないかを確認します。

確認後に、粗選別といわれる産業廃棄物をざっくりと分別する作業を行い、最後に手選別といわれる人の手による細かい選別が行われて、中間処理へと進んでいきます。

中間処理の一般的な方法は以下のとおりです。

 

・選別

選別とは、リサイクル可能なものや、中間処理によって廃棄物の量を減らせるものなどを分別することです。
選別は効果的な中間処理を行う上で重要な役割を担っています。

 

・焼却

焼却とは、産業廃棄物を燃やすことによりその容積を減らすための方法です。

 

・粉砕

粉砕とは、産業廃棄物を砕いたり、潰したりしてその容積を減らすための方法です。

 

・溶融

溶融とは、焼却した産業廃棄物を高温で溶かすことです。

 

・脱水

脱水とは、産業廃棄物の中から水分を取り除き、廃棄物の量を減らす方法です。
上記の工程以外にも、分級、薬剤処理、切断、混練、乾燥などの処理があります。
これらの工程を経て、産業廃棄物は最終処分場へと運搬されて埋め立てなどの処分をされます。

 

□まとめ

 

今回は産業廃棄物の中間処理について解説しました。
産業廃棄物の埋立てといった最終処分を行う前に、廃棄物の量を減らしたり、リサイクルできるものを分別したりするなど、中間処理は環境に配慮した重要な工程です。
また、産業廃棄物の処理は様々な工程が必要なので、把握しておくと良いでしょう。

 

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