遺品整理で気を付けたい個人情報の処理とは？堺の方必見です！

遺品整理の際、故人の「物」の処分に忙しくなりますが「情報」の処分もとても重要です。
パソコンやスマートフォンに入っていた情報は、そのままでは盗まれて悪用されるケースがあります。
今回は、遺品整理で忘れてはいけない個人情報の処理について解説します。

□遺品整理で個人情報の処理が必要な理由

遺品整理の際、パソコンやスマートフォンなどをそのまま捨てたりリサイクルショップに持ち込んだりした場合、中の個人情報がまるごと盗まれる恐れがあります。
個人情報が流出し、クレジットカードが不正利用されたり連絡先が盗まれたりするなどして、家族だけでなく友人にも被害が及ぶ場合があるかもしれません。
故人の大切な情報を守るために、遺品整理では必ず情報処理をしてください。

□故人のパソコンやスマートフォン内の情報処理での5つのポイント

1つ目は、パソコンやスマートフォンの中の個人情報を処理することです。
普段からよく使うパソコンやスマートフォンには、画像や動画、連絡先などの重要な個人情報が残っています。
ただし、パスワードをかけていることが大半で、家族でもアクセスできないことが多いかと思います。
パソコンのパスワードは業者に依頼すれば大抵の場合解除できますが、スマートフォンのパスワードは携帯キャリアでも解除できないことが多く、解除不可能であった場合、諦めることになるケースもあります。

2つ目は、SNSやブログなどの処理です。
Twitter・Facebook・Instagramを利用していた場合、アカウントを削除するか追悼アカウントとして残すかをしましょう。
アカウント削除は遺族からでも申請可能で、Facebook・Instagramは追悼アカウントへ移行できます。

ブログは種類によって様々ですが、遺族が代わりに続けられるものや、ブログのデータが残らないものもあります。
広告収入がある場合は資産になり、乗っ取りの恐れもあります。
そのため、放置してしまうなら残したいデータを保存して閉鎖することをおすすめします。

3つ目は、ネット証券・ネット銀行の相続です。
ネット証券・ネット銀行は遺産相続の対象になるので、故人の資産もしくは負債を確認しておきましょう。
相続税の対象で、場合によっては相続放棄する可能性もあるのでなるべく早めに調べておきましょう。

4つ目は、故人が隠していたデータの取り扱いです。
故人のパソコンやスマートフォンには、家族を含めた他の人に見られたくないデータが残っています。
知った後から後悔する場合もあるので、見るか見ないかの選択が必要です。

5つ目は、パソコンやスマートフォンの廃棄時のデータ消去です。
そのまま捨てた場合、家族がログインできなかったとしても情報を盗まれる可能性があります。
本体の初期化をしてもハードディスクから情報を盗られることがあるので、しっかりデータも処分できる業者に依頼することをおすすめします。

□まとめ

遺品整理では、形あるものだけでなくインターネット上の個人情報も処理しましょう。
当社では、堺を拠点に迅速・丁寧な遺品整理を行っております。
故人のパソコンやスマートフォンなどの遺品整理に不安な方は、ぜひ当社にご相談ください。