孤独死の特殊清掃費用はいくら?売却で費用を抑える方法

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2026/01/11 孤独死の特殊清掃費用はいくら?売却で費用を抑える方法

予期せぬ形で家族や親族が亡くなり、その後の遺品整理や物件の清掃に頭を悩ませるケースは少なくありません。
特に、長期間発見されなかった場合など、専門的な清掃が不可欠となる状況では、その費用負担が大きな不安要素となることでしょう。
消臭や消毒、汚染箇所の原状回復など、特殊な技術と知識を要する作業には、一体いくらかかるのか、そして誰がその費用を負担するのか、といった疑問は、遺された方々にとって切実な問題です。
物件の価値に関わるこれらの対応について、いくつかの選択肢とその実情を詳しく見ていきましょう。

 

孤独死の特殊清掃費用

 

特殊清掃の費用相場は広さと汚染度で変動

 

孤独死が発生した物件における特殊清掃の費用は、状況によって大きく変動しますが、一般的には数万円から数十万円、場合によっては百万円を超えることもあります。
この費用の決定要因となる最も大きな要素は、まず物件の広さと間取りです。
ワンルームや1Kといった比較的小規模な空間であれば費用も抑えられますが、2LDKや一戸建てなど、清掃範囲が広がるほど当然ながら料金は上昇します。
さらに重要なのは、遺体の腐敗状況や体液の浸透度といった汚染の度合いです。
発見が遅れ、腐敗が進んだ場合や、体液が床材や壁、畳などの建材の深部まで染み込んでしまった場合は、通常の清掃では対応できず、専門的な薬剤による消臭・消毒、汚染箇所の解体・撤去、そして建材の交換といった大掛かりな作業が必要となり、費用は跳ね上がります。
異臭の強さや広範囲に及ぶ汚染、害虫の発生なども、汚染度を深刻化させ、費用を押し上げる要因となります。

 

清掃内容とオプション料金の内訳

 

特殊清掃には、現場の状況に応じて様々な作業が含まれますが、基本的には、体液や血液などの汚染物の除去、汚染箇所の消毒・除菌、そして徹底的な消臭作業が柱となります。
これらに加え、現場の状況によっては、遺品・家財の整理・撤去・処分、特殊な機材を用いたオゾン脱臭や薬剤噴霧による強力な消臭、さらには汚染が広範囲に及んだ場合のクロス(壁紙)や床材の張り替え、畳の交換、場合によっては一部解体・リフォームといった原状回復工事が必要となることがあります。
これらの作業は、追加のオプション料金として計上されることが一般的です。
例えば、遺品整理や家財処分は、量や種類によって別途料金が発生し、特殊消臭やリフォームは、その規模や内容に応じて数万円から数十万円単位で費用が上乗せされることも珍しくありません。
見積もり段階で、どこまでが基本料金に含まれ、何がオプションとなるのかを明確に確認することが、後々のトラブルを防ぐ上で非常に重要です。

 

孤独死の特殊清掃費用負担者

 

孤独死が発生した物件の特殊清掃にかかる費用は、原則として、その物件の所有者または相続人が負担することになります。
賃貸物件の場合、状況によって負担者が異なることがあります。
借主(入居者)が孤独死し、特殊清掃が必要となった場合、契約内容や損害の程度によりますが、基本的には借主側、もしくはその相続人が負担義務を負うのが一般的です。
ただし、賃貸契約書に原状回復義務に関する条項が明記されている場合や、管理状況に家主側に問題があったと判断される場合など、例外的なケースでは家主側と折半になったり、家主側が負担したりすることもあります。
また、火災保険に加入していた場合、特定の条件下(例えば、孤独死が原因で火災が発生したなど)では保険が適用される可能性もゼロではありませんが、通常、孤独死による特殊清掃費用そのものが保険の対象となることは稀です。
最終的な負担者は、遺産分割協議の結果や、個別の契約内容、法的な判断によって確定します。

 

特殊清掃せずに物件を売却できるか?

 

特殊清掃なしでの売却は可能

 

孤独死が発生した物件であっても、特殊清掃を一切行わずに、物件を現状のまま売却することは法的に可能です。
物件の売却は、所有者の自由な意思に基づいて行われるものであり、心理的な影響や特殊清掃の必要性は、買主が判断する要素の一つではありますが、売却を妨げる直接的な法的根拠はありません。
ただし、重要な点として、売主は買主に対して、過去に孤独死が発生した事実(心理的瑕疵)を告知する義務があります。
この告知を怠ると、後々、契約不適合責任を問われるリスクが生じます。
買主がその事実を知った上で購入するかどうかを判断することになります。

 

現状のまま売却する手順と注意点

 

特殊清掃を行わずに物件を売却する場合、まず信頼できる不動産会社に相談することが第一歩となります。
物件の現状、すなわち孤独死が発生した事実と、それに伴う可能性のある臭いや汚れ、心理的瑕疵などを包み隠さず正確に伝え、適正な査定額を算出してもらうことが肝要です。
買主候補に対しては、内見の際に正直に状況を説明し、物件がそのままの状態であることを理解してもらう必要があります。
心理的瑕疵がある物件は、通常の市場価格よりも価格が下がる傾向にあるため、それを踏まえた上で、リフォームやリノベーションを前提とした購入希望者、あるいは投資目的で購入を検討する層にターゲットを絞ることも有効な戦略です。
買主が心理的抵抗なく購入できるよう、誠実な対応と、価格面での調整が不可欠となります。

 

売却による費用負担軽減のメリット

 

特殊清掃を実施しないまま物件を売却する最大のメリットは、何といっても高額な特殊清掃費用を一切負担せずに済む点にあります。
孤独死現場の清掃には、内容によっては数百万円単位の費用がかかることもあり、これを回避できることは経済的な負担を大きく軽減します。
また、清掃業者とのやり取りや、作業期間中の立ち会い、精神的な負担などを考慮すると、清掃プロセスそのものに費やす時間や労力、心理的ストレスからも解放されます。
物件の売却価格が、特殊清掃を行った場合と比較して低下する可能性はありますが、清掃費用やそれに伴う諸経費、そして何よりも精神的な負担を総合的に勘案すれば、現状のまま売却する方が、結果的に経済的にも精神的にも負担が少なく、より迅速に問題を解決できるケースは少なくありません。

 

まとめ

 

孤独死が発生した物件への対応として、特殊清掃は不可欠な場合も多いですが、その費用は部屋の広さや汚染の度合いによって大きく変動し、場合によっては想定以上の高額となることもあります。
消臭、消毒、原状回復といった作業内容に加え、遺品整理やリフォームなどがオプションとして加わると、総費用はさらに増加します。
費用の負担者は原則として物件の所有者または相続人となります。
しかし、高額な特殊清掃費用をかけずに、物件を現状のまま売却するという選択肢も存在します。
この方法であれば、清掃にかかる費用や精神的負担を回避し、早期に物件を現金化できる可能性があります。
物件の状況やご自身の経済状況、精神的な負担などを総合的に考慮し、最適な方法を選択することが重要です。 

 

 

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