ウォータータンクの捨て方分別方法と残った水洗剤の処理

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2025/12/23 ウォータータンクの捨て方分別方法と残った水洗剤の処理

季節の変わり目や引越し、大掃除などで、不要になったウォータータンクの処分に頭を悩ませる場面は少なくありません。
自治体によってゴミの分別ルールは細かく定められており、ウォータータンクが可燃ゴミ、資源ゴミ、あるいは粗大ゴミのどれに該当するのか、材質によって判断が異なることもあります。
さらに、タンク内に残っている水や、もし洗剤が残っていた場合の適切な捨て方についても、環境への配慮や下水道への影響を考えると、正しい方法を知っておきたいものです。
今回は、ウォータータンクをスムーズかつ適切に処分するための具体的な方法を解説します。

 

ウォータータンクの分別方法

 

ウォータータンクの材質で分別方法が決まる

 

ウォータータンクを廃棄する際の初めに確認すべき点は、その材質です。
多くのウォータータンクはプラスチック製ですが、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)など、素材の種類によって自治体での分別区分が異なります。
一般的には、PET素材は資源ゴミ(ペットボトル)として回収されることが多いですが、PEやPP製の容器などは、自治体によってはプラスチックゴミとして、あるいはプラスチックであっても容器包装以外のものは可燃ゴミとして扱われる場合があります。
また、タンクの容量や形状によっては、材質に関わらず粗大ゴミに分類されるケースも多く見られます。
お住まいの自治体のゴミ分別ガイドラインを必ず参照し、お持ちのウォータータンクがどの区分に該当するかを正確に把握することが、適切な処分への第一歩となります。

 

粗大ゴミは事前申し込みと費用が必要

 

ウォータータンクが自治体の規定で粗大ゴミに分類される場合、通常のゴミ収集とは異なる手続きが必要となります。
多くの自治体では、粗大ゴミの収集を希望する場合、事前に電話やインターネットを通じて申し込みを行うシステムを導入しています。
この際、収集希望日や品目、サイズなどを伝える必要があり、収集日時の指定ができない場合や、申し込みから収集までに数週間かかることも珍しくありません。
また、粗大ゴミの処理には手数料が必要となることが一般的であり、申し込み時に案内される金額分の「粗大ゴミ処理券」または「ゴミ処理シール」を、指定された取扱店(コンビニエンスストアなど)で購入し、ウォータータンクの見やすい位置に貼り付けて、指定された収集場所に出すことになります。
手続きや費用については、各自治体のウェブサイトで詳細を確認するか、ゴミ収集センターへ直接問い合わせることが最も確実です。

 

ウォータータンクに残った水や洗剤の捨て方

 

残った水はそのまま下水道へ流せる

 

ウォータータンク内に残っている水は、基本的には水道水と同じ扱いとなり、そのまま下水道へ流しても問題ありません。
ただし、タンク内にゴミや異物が混入していないことを事前に確認してください。
もし、水以外に不純物が含まれている場合は、それらを取り除いてから排水するようにしましょう。
また、地域によっては、一度に大量の水を排水することに対して制限を設けている場合も考えられますので、念のため、お住まいの自治体の水道局や役所のウェブサイトなどで、大量排水に関する規定がないか確認しておくとより安心です。

 

洗剤は自治体のルールに従って少量ずつ流す

 

ウォータータンク内に洗剤が残っている場合、その処分方法には注意が必要です。
一般的には、洗剤を水で十分に薄め、少量の洗剤を一度に流すのではなく、他の生活排水と混ぜながら、時間をかけて少しずつ下水道へ流していくのが推奨される方法です。
これは、洗剤に含まれる界面活性剤などが、一度に大量に下水道に流れ込むと、水質に影響を与える可能性があるためです。
ただし、洗剤の種類や濃度によっては、自治体が特別な排水ルールを設けている場合も考えられます。
例えば、環境負荷を考慮して、特定の洗剤の排水を制限したり、指定された方法での処分を求めたりするケースもゼロではありません。
したがって、洗剤を処分する前には、必ず自治体の環境担当部署やウェブサイトで、洗剤の排水に関するルールを確認することが重要です。

 

まとめ

 

不要になったウォータータンクの処分にあたっては、まず材質を確認し、お住まいの自治体の分別ルールに沿って、可燃ゴミ、資源ゴミ、あるいは粗大ゴミのいずれかに分類することが重要です。
粗大ゴミとして処分する場合は、事前の申し込みと所定の手数料が必要となるため、手順をしっかり把握しておく必要があります。
また、タンク内に残った水は通常通り下水道へ流せますが、洗剤が残っている場合は、環境への影響を考慮し、水で薄めて少量ずつ、自治体のルールに従って慎重に排水することが求められます。
これらの点に留意することで、地域社会や環境に配慮した適切な処分が可能となります。 

 

 

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