液晶テレビの処分方法・選び方を解説します！

液晶テレビの処分にお困りではありませんか。液晶テレビの処分にお困りではありませんか。

大型で重量のある液晶テレビは、通常のゴミとして捨てることができません。

不用になった液晶テレビを、安全で適切な方法で処分するにはどうすれば良いのでしょうか。

今回は、液晶テレビの処分方法について、有料処分と無料処分（売却）の両方をご紹介します。

 

液晶テレビの処分方法・費用比較！賢く捨てるための選択肢

 

有料処分の手順と費用

 

液晶テレビは家電リサイクル法の対象製品であるため、粗大ゴミとして処分することはできません。有料で処分する場合は、家電リサイクル法に従った手順を踏む必要があります。

 

 

まず、テレビのサイズを測り、リサイクル料金を算出します。
リサイクル料金は、テレビのサイズ（15型以下、16型以上）と種類（液晶、プラズマ）によって異なります。

正確な料金は、家電リサイクル券センターのホームページでメーカーごとに確認できます。

 

次に、家電リサイクル券を購入します。

郵便局や家電量販店で購入できますが、家電量販店でテレビの引き取りを依頼する場合は、お店が代行してくれるケースもあります。

家電リサイクル券を購入したら、テレビを引き取ってもらう業者を選びます。

 

家電量販店、メーカー指定の引取場所、市区町村の指定業者などがあります。

それぞれのメリット・デメリットを比較し、自分に合った業者を選びましょう。

家電量販店は買い替えと同時だとスムーズですが、他店製品の引き取りはできない場合もあります。
メーカー指定の引取場所は全国にありますが、持ち込みが必要になります。

市区町村の指定業者は地域によって異なります。

最後に、業者に引き取りを依頼し、家電リサイクル券を貼付してテレビを引き渡します。

 

収集運搬料金は業者によって異なるため、事前に確認が必要です。

液晶テレビのサイズが16型以上の場合、リサイクル料金と収集運搬料金を合わせると、5,000円～7,000円程度かかる場合が多いです。

 

買取業者やフリマアプリ活用による無料処分

 

液晶テレビを有料で処分する以外にも、買取業者やフリマアプリを利用して売却することで、無料で処分（もしくは利益を得て）することも可能です。

ただし、すべての液晶テレビが買い取られるわけではありません。

製造から年数が経過しているものや、故障しているものは買い取ってもらえない可能性が高いです。

 

1: 買取業者への売却：まずは、買取業者に査定を依頼することをおすすめします。

買取価格は業者によって大きく異なるため、比較検討が必要です。

訪問査定や訪問買取に対応している業者も多いので、搬出の手間を省くことができます。

ただし、悪質な業者も存在するため、会社概要やプライバシーポリシーをよく確認し、ネット上の口コミなども参考にしましょう。

個人情報の取り扱いについても注意が必要です。
身分証明書の提示を求められる場合がありますが、コピーの返却や適切な保管をしっかり確認しましょう。

 

2: フリマアプリへの出品：メルカリやヤフオク!などのフリマアプリを利用して、個人間で売却することもできます。
買取業者よりも高く売れる可能性がありますが、梱包や発送の手間がかかります。

また、売れるまで時間がかかる場合もあります。

高額な取引になるため、トラブルを避けるために、丁寧な梱包と説明文の作成が重要です。

購入者とのスムーズなコミュニケーションも必要です。

 

液晶テレビ処分における注意点と安全な業者選び

 

悪徳業者への注意喚起

 

液晶テレビの処分を依頼する際には、悪徳業者に注意が必要です。

不法投棄や、法外な料金を請求されるケースがあります。

必ず、一般廃棄物処理業の許可を取得している業者を選びましょう。

ホームページなどで許可番号を確認したり、口コミを調べたりすることで、業者の信頼性を確認できます。

 

個人情報の保護

 

液晶テレビには、視聴履歴などの個人情報が保存されている場合があります。

処分する前に、必ず初期化を行いましょう。

初期化方法は機種によって異なるため、取扱説明書を参照してください。

また、B-CASカードなどの個人情報を含むカード類も、適切に処分する必要があります。

はさみで細かく切断するなど、情報漏洩を防ぐ対策をしましょう。

 

安全な業者選びのポイント

 

安全な業者を選ぶためには、以下の点をチェックしましょう。
1: 許可の確認：一般廃棄物処理業の許可を取得しているかを確認しましょう。

ホームページや電話で確認できます。
2: 料金の確認：事前に料金を明確に提示してくれるかを確認しましょう。

不明瞭な料金体系の業者には注意が必要です。
3: 口コミの確認：インターネット上の口コミを確認し、業者の評判を確認しましょう。
4: 契約内容の確認：契約書の内容をよく確認し、不明な点があれば質問しましょう。

 

まとめ

 

液晶テレビの処分方法は、有料処分と無料処分（売却）の2種類があります。

有料処分は家電リサイクル法に基づいて行われ、手続きがやや複雑ですが、安心・安全に処分できます。

一方、無料処分は買取業者やフリマアプリを利用する方法があり、費用を抑えられますが、売却できない場合もあります。

どちらの方法を選ぶかは、液晶テレビの状態や、時間的・経済的な余裕などを考慮して決めましょう。