賃貸物件の「残置物」をどうする?原状回復とは?

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2025/01/14 賃貸物件の「残置物」をどうする?原状回復とは?

賃貸物件の退去時に「残置物」をどうすればいいのか悩んでいませんか。
「残置物を置いていっても大丈夫かな。」 「処分費用は誰が負担するの。」 「トラブルにならないか心配…」
賃貸物件の残置物をめぐっては、オーナーと入居者の間で様々なトラブルが発生しています。
この記事では、賃貸物件の残置物に関する法律やトラブル事例、オーナーと入居者のそれぞれの立場からの対処法、残置物をめぐるトラブルを回避するための具体的な方法を解説します。


賃貸物件の「残置物」とは?

 

賃貸物件の「原状回復」とは、入居前の状態に戻すことをいいます。
しかし、入居前の状態に完璧に戻すことは難しい場合があります。
例えば、経年劣化によって、壁紙が黄ばんだり、床に傷が付いたりすることもあります。
賃貸物件の原状回復では、入居者側の過失による汚れや破損は、原則として修繕や交換によって元の状態に戻す必要があります。

一方で、経年劣化などの自然劣化は、入居者の責任とはみなされません。
残置物は、原則として残さないことが「原状回復」の基本です。

「残置物」とは、入居者が退去時に賃貸物件に残していく物のことを指します。
例えば、家具、家電、食器、衣類などが挙げられます。
しかし、実際には、残置物を残すケースも少なくありません。
「まだ使えるから捨てるのはもったいない」 「新しいものを買う余裕がない」 「処分する場所がない」 様々な理由で、残置物を残してしまうことがあります。
では、残置物を残した場合、誰が所有権を持つのでしょうか。


1: 所有権が「大家」の場合

前の入居者が残した残置物であっても、大家の承諾を得ている場合は、残置物の所有権は「大家」に移ります。
この場合、次の入居者が退去する際にも、その残置物は原状回復の対象となります。
もし、残置物が壊れてしまったり、利用できなくなったりした場合には、所有権を持つ「大家」の許可を得て、処分するか修理する必要があります。

2: 所有権が「前の入居者」の場合

前の入居者が大家に相談せずに、無断で残置物を残している場合は、所有権は「前の入居者」のままです。
この場合、大家は、前の入居者に連絡を取って、修理や処分などの対応を行う必要があります。
反対に、自分が退去する際に、大家に相談せずに残置物を残した場合、処分費用を請求される可能性があります。
残置物は、原則として残さないようにしましょう。
どうしても残置物を残す必要がある場合は、退去前に必ず大家に相談してください。


残置物をめぐるトラブルとその解決策

 

残置物をめぐるトラブルは、オーナーと入居者の間で頻繁に発生します。
「残置物の所有権が誰にあるのかわからない」 「処分費用を誰が負担するのかわからない」 「残置物によって、次の入居者が決まらない」
このようなトラブルを避けるためには、賃貸契約時に、残置物の扱いを明確にしておくことが重要です。
具体的には、残置物の所有権、処分費用、修繕義務などを契約書に明記しておきましょう。
また、トラブルが発生した場合の対処法についても、事前に話し合っておくことが大切です。

1: トラブル発生時の対処法

残置物をめぐってトラブルが発生した場合、冷静に話し合うことが重要です。
まずは、相手の立場を理解しようと努め、冷静に話し合いましょう。

2: トラブルを回避するための具体的な方法

残置物をめぐるトラブルを回避するためには、以下の点に注意しましょう。

・退去前に、残置物について大家に相談する。
・残置物の所有権、処分費用、修繕義務などを契約書に明記する。
・残置物の処分方法について、大家と事前に合意しておく。
・残置物を残す場合は、写真や動画で記録しておく。
・トラブルが発生した場合、第三者を交えて話し合う。


まとめ

 

賃貸物件の「残置物」は、オーナーと入居者の間でトラブルが発生しやすい問題です。
トラブルを避けるためには、賃貸契約時に、残置物の扱いを明確にしておくことが重要です。
残置物の所有権、処分費用、修繕義務などを契約書に明記し、トラブルが発生した場合の対処法についても事前に話し合っておきましょう。

 

 

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