産業廃棄物流れを徹底解説!排出から処分までの全工程をわかりやすく説明

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2024/12/29 産業廃棄物流れを徹底解説!排出から処分までの全工程をわかりやすく説明

産業廃棄物の処理は、事業活動を行う上で避けて通れない課題です。
適切に処理されなければ、環境汚染や健康被害を引き起こす可能性もあります。
しかし、産業廃棄物の処理方法は多岐にわたり、それぞれの事業者に最適な方法を見つけるのは容易ではありません。
この記事では、産業廃棄物の処理の流れを「もの(廃棄物)の流れ」と「管理表(マニフェスト)の流れ」に分けて解説します。
さらに、各事業者の役割や責任について解説することで、読者が安心して産業廃棄物を処理できるようになることを目指します。
 

産業廃棄物処理の基本的な流れ

 
産業廃棄物を排出する事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければなりません。
しかし、実際には、排出業者が自ら産業廃棄物を収集運搬すること、中間処分すること、最終処分することは、現実的ではありません。
そのため、排出された産業廃棄物は、いくつかの委託先の許可業者を経て最終処分されるのが一般的です。
 

1: もの(廃棄物)の流れ

産業廃棄物は、排出事業者から収集運搬業者、中間処理業者、最終処分業者といった複数の業者を経て最終処分されます。
 

2: 管理表(マニフェスト)の流れ

産業廃棄物の処理には、マニフェストと呼ばれる管理表が用いられます。
マニフェストは、産業廃棄物の種類、数量、排出事業者、収集運搬業者、処分業者などの情報を記録する書類です。
排出事業者は、産業廃棄物を処理業者に委託する際に、マニフェストを作成し、処理業者に渡します。
処理業者は、産業廃棄物を処理する際に、マニフェストに処理内容を記録します。
マニフェストは、産業廃棄物の処理が適切に行われたことを証明する重要な書類です。
 

産業廃棄物処理における各事業者の役割

 
産業廃棄物処理には、排出事業者、収集・運搬業者、処分業者という3つの事業者が関わる。
それぞれがどのような役割を担うのか、具体例を交えながら解説します。
 

1: 排出事業者

排出事業者は、事業活動によって発生した産業廃棄物を適正に処理する責任を負います。
具体的には、産業廃棄物の種類や数量を把握し、適切な処理方法を選定する必要があります。
また、産業廃棄物を処理業者に委託する場合には、処理業者との契約を締結し、マニフェストを作成する必要があります。
 

2: 収集・運搬業者

収集・運搬業者は、排出事業者から排出された産業廃棄物を収集し、中間処理場や最終処分場へ運搬します。
収集・運搬業者は、産業廃棄物を安全に運搬するための適切な車両や容器を選定する必要があります。
また、産業廃棄物が環境に悪影響を与えないよう、適切な運搬ルートや運搬方法を選択する必要があります。
 

3: 処分業者

処分業者は、収集・運搬業者から引き渡された産業廃棄物を、適切な方法で処理します。
処分業者は、産業廃棄物の種類や性質に応じて、適切な処理方法を選択する必要があります。
例えば、燃えるゴミは焼却処理、燃えないゴミは埋め立て処理、リサイクル可能なものはリサイクル処理といったように、様々な処理方法があります。
 

まとめ

 
産業廃棄物の処理は、排出事業者、収集・運搬業者、処分業者といった複数の事業者が連携して行う複雑な作業です。
それぞれの事業者が責任を持って業務を遂行することで、環境保全と安全な社会の実現に貢献できます。
産業廃棄物を適正に処理するためには、まずそれぞれの事業者の役割を理解し、適切な処理方法を選択することが重要です。
この記事が、読者の皆様の産業廃棄物処理に関する理解を深める一助となれば幸いです。

 

 

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