遺品整理業を始めるための法令解説|知っておきたい法律と許可について

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2024/11/24 遺品整理業を始めるための法令解説|知っておきたい法律と許可について

遺品整理業を始めるには、様々な法律を理解し、必要な許可を取得することが重要です。
遺品整理業は、近年増加する高齢化社会において、需要が高まっている一方で、法律面での注意点も多く存在します。
今回は、遺品整理業を始める上で避けては通れない法律と許可について解説し、事業を安心してスタートできるようサポートします。

遺品整理業に関わる主な法律

遺品整理業を行う上で、関係してくる主要な法律はいくつかあります。
ここでは、遺品整理業に関わる主要な法律を4つ紹介し、それぞれの法律が遺品整理のどの業務に関係してくるのかを説明します。

1: 廃棄物処理法

遺品整理では、故人の遺品の中から不要なものを処分する作業が発生します。
この処分作業には、廃棄物処理法が関係してきます。
廃棄物処理法は、廃棄物の処理を適切に行い、環境保全を図ることを目的とした法律です。
遺品整理業者は、廃棄物処理法に基づき、不要な遺品の収集、運搬、処理を適切に行う必要があります。

2: 古物営業法

遺品整理の過程で、故人の遺品の中に、古物と呼ばれるものが含まれている場合があります。
古物とは、一度使用された物品で、再び売買の対象となるものを指します。
遺品の中に古物がある場合、遺品整理業者は古物営業法に基づき、古物商許可を取得する必要があります。

古物商許可を取得していない状態で、古物を売買したり、譲り受けたりすると、違法行為となるため注意が必要です。

3: 家電リサイクル法

近年、家電製品は、リサイクル可能な資源として認識されるようになりました。
遺品整理の現場では、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンといった家電製品が、しばしば発見されます。
これらの家電製品を廃棄する際には、家電リサイクル法に基づき、適切な処理を行う必要があります。

家電リサイクル法は、特定の家電製品のリサイクルを促進し、資源の有効活用を図ることを目的とした法律です。
遺品整理業者は、家電リサイクル法に基づき、家電製品の収集、運搬、リサイクルを適切に行う必要があります。

4: その他関連法

遺品整理業に関わる法律は、廃棄物処理法、古物営業法、家電リサイクル法以外にも、様々な法律があります。
例えば、遺品整理の際に、故人の個人情報を含む書類や遺品を扱う場合、個人情報保護法に抵触しないよう、十分な注意が必要です。

また、遺品整理の作業中に、事故が発生した場合には、労働安全衛生法に基づき、安全対策を講じる必要があります。

遺品整理業に必要な許可

遺品整理業を始めるにあたって、必要な許可はいくつかあります。
ここでは、遺品整理業に必要な許可を3つ紹介し、それぞれの許可を取得するメリット、デメリットを詳細に説明します。

1: 古物商許可

古物商許可は、古物を売買したり、譲り受けたりする事業を行うために必要な許可です。
遺品整理の際に、故人の遺品の中に、古物と呼ばれるものが含まれている場合があります。
古物を売買したり、譲り受けたりする場合には、古物商許可を取得する必要があります。

・古物商許可を取得するメリット

古物を売買できるようになることです。
遺品整理の際に、古物を売却することで、遺族の負担を軽減することができます。

・古物商許可を取得するデメリット

古物営業法に基づき、様々な義務を負う必要があることです。
例えば、古物商許可を取得した事業者は、古物の仕入れ先や販売先を記録する義務があります。
また、古物商許可を取得した事業者は、古物の取引に関するトラブルが発生した場合、責任を負う必要があります。

2: 一般廃棄物収集運搬業許可

一般廃棄物収集運搬業許可は、一般廃棄物を収集し、運搬するために必要な許可です。
遺品整理の際には、故人の遺品の中から不要なものを処分する作業が発生します。
この処分作業には、一般廃棄物収集運搬業許可が必要となります。

・一般廃棄物収集運搬業許可を取得するメリット

一般廃棄物を収集し、運搬できるようになることです。
遺品整理の際に、不要な遺品を収集し、運搬することで、遺族の負担を軽減することができます。

・一般廃棄物収集運搬業許可を取得するデメリット

廃棄物処理法に基づき、様々な義務を負う必要があることです。
例えば、一般廃棄物収集運搬業許可を取得した事業者は、一般廃棄物の収集・運搬・処理を適切に行う義務があります。
また、一般廃棄物収集運搬業許可を取得した事業者は、廃棄物に関するトラブルが発生した場合、責任を負う必要があります。

3: 家電リサイクル法に基づく収集運搬許可

家電リサイクル法に基づく収集運搬許可は、特定の家電製品を収集し、運搬するために必要な許可です。
遺品整理の際に、故人の遺品の中に、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンといった家電製品が含まれている場合があります。
これらの家電製品を収集し、運搬する場合には、家電リサイクル法に基づく収集運搬許可を取得する必要があります。

・家電リサイクル法に基づく収集運搬許可を取得するメリット

家電製品を収集し、運搬できるようになることです。
遺品整理の際に、家電製品を収集し、運搬することで、遺族の負担を軽減することができます。

・家電リサイクル法に基づく収集運搬許可を取得するデメリット

家電リサイクル法に基づき、様々な義務を負う必要があることです。
例えば、家電リサイクル法に基づく収集運搬許可を取得した事業者は、家電製品の収集・運搬・リサイクルを適切に行う義務があります。
また、家電リサイクル法に基づく収集運搬許可を取得した事業者は、家電製品に関するトラブルが発生した場合、責任を負う必要があります。

まとめ

遺品整理業を始めるには、廃棄物処理法、古物営業法、家電リサイクル法など、様々な法律を理解し、必要な許可を取得することが重要です。
遺品整理業者は、これらの法律に基づき、遺品の分別、処分、リサイクルなど、様々な業務を適切に行う必要があります。

また、遺品整理業者は、遺族の心情に配慮し、遺品の整理を丁寧に行うことが求められます。
遺品整理業は、高齢化社会において、ますます需要が高まっていくと考えられます。
この記事が、遺品整理業を始めるにあたって、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

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