産業廃棄物管理型品目とは?安定型品目との違い、混合廃棄物の注意点も解説

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産業廃棄物管理型品目とは?安定型品目との違い、混合廃棄物の注意点も解説

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2024/10/23 産業廃棄物管理型品目とは?安定型品目との違い、混合廃棄物の注意点も解説

産業廃棄物を正しく処理したい、コスト削減も意識している、環境問題にも関心がある事業責任者や管理担当者のみなさま、こんにちは。
産業廃棄物の適正処理は、企業にとって重要な課題です。
特に、廃棄物の種類によって適切な処理方法が異なるため、適切な知識と理解が必要です。
この記事では、産業廃棄物の「安定型品目」と「管理型品目」の違いをわかりやすく解説し、混合廃棄物の取り扱いに関する注意点と適切な処理方法を理解することで、事業者が安心して産業廃棄物を処理できるようになるための知識を提供します。

□産業廃棄物「安定型品目」と「管理型品目」とは?

産業廃棄物を適正に処理するため、法律では「安定型品目」と「管理型品目」という2つの分類があります。

1: 安定型品目とは、雨水などにさらされてもほとんど性状が変化しない廃棄物のことを指します。

具体的には、廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず・陶磁器くず、がれき類などです。
これらの廃棄物は、埋め立て処分場においても安定した状態を維持することができ、環境への影響が少ないとされています。

2: 一方、管理型品目は、雨水などにさらされると性状が変化し、ガスなどが発生する可能性のある廃棄物です。

安定型品目以外の廃棄物や、有機物が付着した安定型品目がこれに該当します。
例えば、食品廃棄物、木くず、紙くず、汚泥などが管理型品目に分類されます。
これらの廃棄物は、適切な処理を行わなければ、環境汚染や悪臭などの問題を引き起こす可能性があります。
本記事では、それぞれの品目の特徴や該当する廃棄物を具体的に解説し、混合廃棄物の取り扱いにおける注意点についても詳しく説明します。

□混合廃棄物を取り扱う際の注意点

複数種類の廃棄物が混ざり合った混合廃棄物は、契約書やマニフェストの記載方法に注意が必要です。

1: 安定型品目のみの混合廃棄物は「安定型品目のみ」と記載し、管理型品目が混ざっている場合は「管理型品目含む」と記載する必要があります。

2: 記載を誤ると不適切な処分となり、法的罰則が科される可能性もあるため、正しい知識を身につけて適切な処理を行いましょう。

3: 混合廃棄物の処理を依頼する際には、廃棄物処理業者にそれぞれの品目の種類や含有量を正確に伝えることが重要です。

廃棄物処理業者は、適切な処理方法を選択し、環境への影響を最小限に抑えることができます。

□まとめ

この記事では、産業廃棄物の安定型品目と管理型品目の違い、混合廃棄物の取り扱いに関する注意点について解説しました。
安定型品目は、性状が安定しており、環境への影響が少ないため、適切な処理が行われれば安心です。
一方、管理型品目は、性状が変化しやすく、環境への影響が懸念されるため、適切な処理方法を選択することが重要です。
事業者は、廃棄物の種類を正しく理解し、適切な処理方法を選択することで、環境保全に貢献することができます。

 

 

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