石綿含有産業廃棄物の処分方法について解説します!

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石綿含有産業廃棄物の処分方法について解説します!

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2024/09/22 石綿含有産業廃棄物の処分方法について解説します!

石綿含有産業廃棄物の処理は、環境問題や法令遵守の観点から、事業者にとって重要な課題です。
適切な処理方法が分からず、法令違反や環境汚染のリスクを抱えている方もいるかもしれません。
本記事では、石綿含有産業廃棄物の種類別の処分方法を解説します。
 

□石綿含有産業廃棄物の処分方法

 
石綿含有産業廃棄物は、その種類によって処理方法が異なります。
飛散性が高い廃石綿と、非飛散性の石綿含有産業廃棄物のそれぞれの特性と、適切な処理方法について解説します。
 
1: 廃石綿
 
廃石綿とは、アスベストが飛散しやすい状態にある廃棄物です。
吹き付けアスベストや保温材・耐火被覆材などが代表例です。
廃石綿は、特定管理産業廃棄物に指定されており、厳格な処理基準が設けられています。
 
2: 石綿含有産業廃棄物
 
石綿含有産業廃棄物は、廃石綿以外のアスベスト含有廃棄物を指します。
スレート板やサイディング、Pタイルなどが代表例です。
石綿含有産業廃棄物は、廃石綿ほど飛散性が高くありませんが、適切な処理を行う必要があります。
 

□石綿含有産業廃棄物処理の手順!収集から最終処分まで

 
石綿含有産業廃棄物の処理は、収集・運搬から中間処理、最終処分まで、それぞれの段階で適切な手順を踏む必要があります。
各段階における注意点や、安全対策について詳しく解説します。
 
1: 収集・運搬
 
石綿含有産業廃棄物の収集・運搬は、アスベストが飛散しないよう、適切な方法で行う必要があります。
 
・ 廃棄物を破損させたり、切断したりしないこと。
・ 他の廃棄物と混合しないよう、区別して保管・運搬すること。
・ 収集・運搬を行う作業者は、適切な防護具を着用すること。
 
2: 中間処理
 
中間処理は、石綿含有産業廃棄物を安全な状態にするための処理です。
主な中間処理方法として、溶融処理や無害化処理があります。
 
・ 溶融処理
溶融処理は、高温で石綿含有産業廃棄物を溶かし、無害化する処理方法です。
 
・ 無害化処理
無害化処理は、石綿含有産業廃棄物を化学的に処理し、無害化する処理方法です。
 
3: 最終処分
 
最終処分は、中間処理された石綿含有産業廃棄物を埋立処分する処理です。
最終処分場では、石綿含有産業廃棄物が環境に影響を与えないよう、適切な管理が行われています。
 

□まとめ

 
石綿含有産業廃棄物の処理は、種類によって適切な方法が異なります。
廃石綿は、特定管理産業廃棄物に指定されており、厳格な処理基準が設けられています。
石綿含有産業廃棄物は、廃石綿ほど飛散性が高くありませんが、適切な処理を行う必要があります。
収集・運搬、中間処理、最終処分それぞれの段階で、アスベストが飛散しないよう、適切な対策を講じることが重要です。

 

 

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