特殊清掃でフローリングの臭いを取るには?リフォームが必要なケースをご紹介

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特殊清掃でフローリングの臭いを取るには?リフォームが必要なケースをご紹介

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2024/08/23 特殊清掃でフローリングの臭いを取るには?リフォームが必要なケースをご紹介

特殊清掃が必要になった方の多くは、遺体の発見現場の清掃や、生前の介護中に発生した汚れの清掃を検討している、現実的な問題解決を望む人でしょう。
遺体発見現場や介護中の汚損など、通常の清掃では対応できない特殊な状況下での清掃方法や費用について知りたい方も多いのではないでしょうか。
 
この記事では、特殊清掃で発生するリフォームが必要なケースとその理由、費用面での注意点などを具体例を交えながら解説していきます。
特殊清掃の必要性やリフォームが必要な状況を理解し、安心して清掃を依頼できるようサポートします。
 

□特殊清掃でリフォームが必要となるケース

 
特殊清掃では、状況によってはリフォームが必要になるケースがあります。
リフォームが必要となるケースは、大きく3つのパターンに分けられます。
 
1:壁紙に血液が染み込んでいたケース
 
お亡くなりになった状況によっては、壁面に血液が付着していることがあります。
通常、血液の除去は専用薬剤を用いれば落としきれるのですが、日数が経過して血液が酸化し黒く変色している場合、薄くはなりますが、完全に色味を消し去ることができない場合があります。
このような場合、該当箇所の壁紙だけを張り替えてあげることで解決できます。
壁紙が量産品などで、同じ型番の在庫があれば特殊清掃作業と同時に30分~1時間程度で張替え作業が完了いたします。
 
2:体液が巾木から浸透するケース
 
例えば、壁にもたれかかるようにしてお亡くなりになっていた場合、漏れ出た体液が、お部屋の周囲を取り囲む様にして設置されている巾木(はばき)から、下地に入り込むことがあります。
通常、巾木は接着剤と釘で固定されていますが、全く水分を通さないわけではありません。
また、経年劣化などによって剥がれている部分があれば、特にそこから浸透することがあります。
この場合は、該当箇所の巾木を撤去し、接着面の清掃と消臭を行い、汚れの付き方によって、際(きわ)のフローリングは張り替えるなどの処置をすると臭いを消し去ることができます。
 
3:お風呂場の配管に臭いが付着しているケース
 
お風呂場でお亡くなりになった場合、漏れ出た体液が排水口に流れ出る事があります。
こうした場合は、配管清掃用の高圧洗浄機や、粘度調整を行なった脱脂洗浄剤で丁寧に掃除をすることで、臭いを取っていきます。
浴槽内でお亡くなりになった場合、溜まっている水分は一切流さずに汲み取って処理をしますが、浴槽表面に傷や破損がある場合は、そこに臭いが染みこんで取りきれないことがあります。
また、ユニットバスであれば漏水を防ぐために隙間にゴム状のコーキング処理がなされていますが、コーキング自体に汚れが付着している場合はそこだけでも打ち替える必要があります。
 
その他、浴槽と壁面の僅かな隙間に体液が入り込んでしまった場合、浴槽を一時的にでも移動させる必要があります。
お風呂場は密閉空間ですので、僅かな臭いでも人が感じる臭気の程度は高く、居室以上に丁寧に、隅々まで清掃をする必要があります。
物理的に機械や人間の手が入れられない箇所も多いため、リフォームが発生する可能性も、お部屋に比べると高いと言えます。
 

□特殊清掃会社ができるリフォーム作業!フローリングや壁紙の張り替えなど

 
特殊清掃会社では、上記のようなリフォーム作業を、清掃作業と同時に行うことができます。
 
1:壁紙の張り替え
 
目立った汚れがない壁紙にも臭気が付着している可能性があります。
臭気は目視できない小さな分子となって空気中を浮遊しており、壁紙や家財道具に吸着します。
遺体の発見現場で、体液や血液の痕跡がない場所からでも悪臭がする原因はこのためです。
 
2:床材(フローリング・畳)の張り替え
 
床下の木材やコンクリートにまで体液や血液が染み込んでいる場合は、床材を解体してフローリングや畳を交換します。
速乾性の洗浄剤で汚れを浮かせて拭き取り、防臭作用のある特殊清掃専用のコーティング剤を塗布して臭い戻りが起こらないように施工します。
 
3:浴槽の交換
 
浴槽で亡くなった場合は浴槽の特殊清掃を行い、配管と浴室の清掃作業も必要です。
発見が遅れた遺体であれば血液や体液が配管に流れ込んでしまうため、浴槽内に溜まっている水は一切流さずに汲み取って処理をしなければなりません。
配管の状態が悪化しないように、専用の洗浄剤や高圧洗浄機を使用して清掃します。
 
もし浴槽自体にキズや欠損があれば、その個所に臭気が入り込んで臭いが取れなくなります。
特殊清掃を施しても対処できない可能性が高いため、浴槽自体を交換しなければなりません。
浴室は密閉空間のため、わずかな臭いでも臭気を感じやすく、居室以上に丁寧な清掃が求められます。
また、機械や人の手が入れられない箇所が多いので、他の部屋に比べてリフォームが発生する可能性が高いといえます。
 

□まとめ

 
特殊清掃では、状況によってはリフォームが必要となる場合があります。
リフォームが必要となるケースは、壁紙、巾木、お風呂場の配管など様々です。
特殊清掃会社は、清掃作業と同時に、壁紙の張り替え、床材の張り替え、浴槽の交換などのリフォーム作業を行うことができます。
特殊清掃を依頼する際には、リフォームが必要となる可能性について事前に確認しておくことが重要です。

 

 

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