除湿機を処分する際のポイントとスマートな方法を解説！

 

梅雨の時期や湿気の多い環境での強い味方である除湿機。

 

しかし、長年使用したり故障したりした除湿機は、適切に処分する必要があります。

ここでは、除湿機を処分する前に知っておきたい必要事項と、適切な処分方法について詳しく解説します。

 

□除湿機処分の前に知っておくべき必要事項

 

除湿機を処分する前に、まずは以下の点を確認しておきましょう。

 

1:除湿機のタイプとフロンガスの使用状況

 

除湿機には大きく分けて3つのタイプがあります。

 

・コンプレッサー式：冷却する際にフロンガスを使用しているため、自治体では回収できないことが多い。
・デシカント式：フロンガスを使用していないため、自治体での回収が可能。
・ハイブリッド式：両方の機能を併せ持つが、ほとんどの製品がフロンガスを使用している。

 

フロンガスを使用している製品かどうかは、製品ラベルの「冷媒名」で確認できます。
「R-134a」「R-22」「HFC-134a」などと表示されていれば、フロンガスを使用しています。

 

2:事前準備の必要性

 

処分前には、以下の事前準備が必要です。

 

・タンクの水抜き：タンクに溜まった水をしっかりと捨てておく。
・清掃：表面やフィルター、タンク内部の汚れを丁寧に取り除く。
・付属品の確認：取扱説明書やリモコンなどの付属品を揃えておく。

 

特に売却を考えている場合は、清掃と付属品の確認を入念に行うことで、査定額アップに繋がります。

 

□除湿機の適切な処分方法

 

除湿機の処分方法には、以下の選択肢があります。

 

1:自治体の粗大ごみ収集や小型家電回収の利用

 

除湿機は多くの場合、自治体の粗大ごみ収集で処分可能です。
料金は自治体によって異なりますが、無料から数百円程度と比較的安価。
ただし、回収日時の指定ができず、自力で搬出する必要があるのがデメリットです。

また、除湿機のサイズやタイプによっては、小型家電回収ボックスでの無料処分も可能。

運搬は必要ですが、手軽に処分できるでしょう。

 

2:家電量販店の引き取りサービスの活用

 

除湿機の買い替え時は、家電量販店の下取りサービスを利用するのもおすすめ。
引き取りだけでなく、新製品の値引きを受けられる場合もあります。
ただし、サービスの利用には一定の条件があり、別途料金が発生することも。
事前に条件を確認しておくことが大切です。

 

3:リサイクルショップやフリマアプリでの売却

 

まだ使える除湿機なら、リサイクルショップやフリマアプリを活用した売却も検討してみましょう。
需要の高い家電なので、状態次第では高値で売却できる可能性があります。
ただし、フリマアプリでの売却は梱包や配送を自身で行う必要があるため、手間を考慮する必要があります。

 

4:不用品回収会社への依頼

 

面倒な運び出しを避けたい場合は、不用品回収会社への依頼がおすすめ。
サイズや状態を問わず、運び出しから処分までを代行してくれます。
ただし、料金は他の方法と比べると高めになる傾向にあります。

 

□まとめ

 

除湿機の処分前には、タイプとフロンガスの使用状況の確認、そして事前準備が必要不可欠。
処分方法は、自治体の回収サービスや家電量販店の引き取り、リサイクルショップやフリマアプリでの売却、不用品回収会社への依頼など、様々な選択肢があります。

それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、自身の状況に合った処分方法を選びましょう。
適切な処分により、環境負荷を減らし、資源の有効活用にも繋がります。