遺品整理で現金が出てきたらどうするべき?よくあるトラブル事例もご紹介!

遺品整理・特殊清掃の専門業者大阪アスエル

0800-805-1055

〒591-8043 大阪府堺市北区北長尾町6-4-17

営業時間 8:00~22:00 年中無休

遺品整理で現金が出てきたらどうするべき?よくあるトラブル事例もご紹介!

お役立ちコラムブログ

2024/05/19 遺品整理で現金が出てきたらどうするべき?よくあるトラブル事例もご紹介!

遺品整理は、相続人や遺品整理業者にとって、感情的にも手続き上も複雑な作業です。
特に、故人が遺した現金をどう扱うかは、その後の相続プロセスに大きな影響を与えます。
遺品整理中に発見される現金は、故人の遺産の一部として適切に処理する必要があり、この取り扱い方が相続税の課税対象となる可能性があるため、正確な情報と適切な手順を理解することが重要です。
 
そこで今回は、遺品整理で現金を発見した時の正しい対処法とトラブルの対処法について紹介します。
 

□遺品整理で現金を発見した時の正しい対処法

 
遺品整理で現金を発見した場合、その取り扱いは複雑です。
ここでは、適切な手続きについて説明します。
 
1:報告義務と遺産目録の作成
 
遺品整理業者は、発見した現金について相続人に報告する義務があります。
この現金は故人の遺産の一部であり、すべての相続人に等しく受け継がれるべきものです。
遺産目録に現金を含め、遺産分割協議の基礎とします。
 
2:専門家への相談
 
遺産目録作成後は、専門家に相談し、遺産分割協議を進めることが望ましいです。
相続人全員が納得できる分割を目指し、必要であれば家庭裁判所での調停も検討します。
 
3:相続税の計算と納付
 
現金も相続財産に含まれるため、相続税の課税対象となります。
基礎控除の範囲内であれば非課税ですが、超える場合は相続税が発生します。
相続開始から10カ月以内に相続税の申告と納付を完了させる必要があります。
 

□遺品整理で現金が引き起こすトラブルとその対策

 
遺品整理中に現金が原因で発生するトラブルは多岐にわたります。
ここでは、主なトラブルと対策を紹介します。
 
1:現金の見落とし
 
遺品の中に隠された現金を見落とすことは珍しくありません。
遺品整理を行う際には、遺言書やエンディングノートを事前に確認し、現金が存在しそうな場所を特定することが重要です。
 
2:親族や知人による盗難
 
親族や知人が遺品整理を口実に現金を盗むケースも発生します。
信頼できる人とのみ遺品整理を行い、不審な行動には注意を払う必要があります。
 
3:悪質業者による窃盗
 
一部の遺品整理業者は不正に現金を持ち去ることがあります。
信頼できる業者を選び、遺品整理にはできる限り相続人が立ち会うことが望ましいです。
 

□まとめ

 
遺品整理で現金を発見した場合の正しい対処法として、報告義務の遵守、専門家への相談、相続税の計算と納付が挙げられます。
また、遺品整理中に起こりうるトラブルには適切に対処し、事前の準備と信頼できる関係者との連携が鍵となります。
遺品整理は単なる物品の整理ではなく、故人への敬意と相続人間の公正な遺産分割を実現するプロセスです。

 

 

電話番号 072-260-4833
住所 〒591-8043 大阪府堺市北区北長尾町6-4-17

TOP