産業廃棄物の処理方法とは?具体的な流れをご紹介!

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産業廃棄物の処理方法とは?具体的な流れをご紹介!

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2024/04/12 産業廃棄物の処理方法とは?具体的な流れをご紹介!

現代社会では企業活動における環境責任の重要性がますます高まっています。
特に、産業廃棄物の処理は、企業が直面する最大の課題の1つです。
この記事では、産業廃棄物処理の基本的な流れと、各段階で企業が注意すべきポイントを見た上で、環境責任とコスト効率を両立させる方法について紹介します。

 

□産業廃棄物の処理方法

 

産業廃棄物処理は大きく「収集運搬」「中間処理」「最終処分」の3つの段階に分けられます。
ここでは、それぞれの段階での要点と実務上のポイントを見ていきましょう。

 

*収集運搬

 

産業廃棄物を収集し、適切な処理施設へ運搬する初期段階です。
この段階では、産業廃棄物収集運搬業の許可が必要となります。
運搬中に廃棄物の飛散や流出を防ぐための措置を講じることが重要です。

 

*中間処理

 

中間処理では、廃棄物を焼却、圧縮、分別などを通じて減量化や無害化を行います。
中間処理を事業として行うには、産業廃棄物処分業の許可が必要です。
廃棄物の性質に応じた適切な処理方法を選択することが重要です。

 

*最終処分

 

中間処理を経た廃棄物を安全に埋め立てる最終処分段階です。
最終処分場は限られているため、処分場の確保や近隣住民との調整が必要になります。
廃棄物の減量化と再資源化を進めることが、最終処分に頼る量を減らすカギとなります。

 

□法令に基づく産業廃棄物処理の義務と基準

 

産業廃棄物の処理には、「収集運搬基準」「保管基準」「委託基準」という3つの重要な法令基準があります。
これらの基準を理解し遵守することで、法令違反を避けられます。

 

1:収集運搬基準

 

収集運搬基準では、廃棄物が運搬中に周囲の生活環境に悪影響を及ぼさないようにする義務が定められています。
適切な措置を講じることで、飛散防止や悪臭対策を行う必要があります。

 

2:保管基準

 

保管基準では、産業廃棄物が適切に保管され、環境への影響を最小限に抑えることが求められます。
保管場所の条件や保管方法に関する規定を遵守することが重要です。

 

3:委託基準

 

産業廃棄物の処理を外部業者に委託する際には、委託契約の締結やマニフェスト制度の遵守が必須です。
これにより、処理業者が責任を持って廃棄物を処理することを保証します。

 

□まとめ

 

環境責任を重視する経営者の方にとって、産業廃棄物の適切な処理は企業運営の重要な部分です。
産業廃棄物の処理プロセスを理解し、各段階での法令基準を遵守することで、環境に配慮しつつコスト効率の良い廃棄物処理を実現できます。
この記事を参考に、産業廃棄物を適切に処分しましょう。

 

 

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