特定有害産業廃棄物とは?判定基準もご紹介します!

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2023/01/06 特定有害産業廃棄物とは?判定基準もご紹介します!

産業廃棄物の処理は、環境保護と公衆衛生の観点から非常に重要な役割を担っています。
特に、特定有害産業廃棄物の適切な処理は、その有害性の高さから、特別な注意と正確な知識が求められます。
 
そこで今回は、特定有害産業廃棄物の定義や判定基準についてご紹介します。
 

□特定有害産業廃棄物とは?

 
1.特定有害物質の種類と特徴
 
特定有害産業廃棄物は、その名の通り、特に有害性が高い物質やそれを含む廃棄物を指します。
例えば、引火点の低い廃油や腐食性の高い廃酸、廃アルカリなどがこれに該当します。
 
他にも、水銀やセレン、六価クロム、鉛、カドミウム、砒素、シアンなど、多岐にわたる有害物質が含まれています。
このような物質は、人間の健康や環境に対して深刻な影響を及ぼす可能性があるため、特別な管理が必要です。
 
2.業種や施設による判断基準
 
特定有害産業廃棄物の判断には、業種や発生施設の組み合わせが重要な役割を果たします。
例えば、「汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、燃えがら、ばいじん」などは、特定の業種や施設から排出された場合にのみ、特定有害産業廃棄物として扱われます。
 
一方で、鉱さいのように、業種や施設の基準がないものは、特定有害物質が基準値以上含まれている時点で特定有害産業廃棄物と判断されます。
 

□特定有害産業廃棄物の判断基準

 

*判断基準の概要

 
特定有害産業廃棄物を判断するための基準は大きく3つに分けられます。
まず、該当業種から排出されているか、次に、該当する種類・規模の特定施設から排出されているか、そして最後に、特定有害物質が基準を超えているかどうかです。
これらの基準は、産業廃棄物の適切な処理を確保するために非常に重要です。
 

*具体的な基準とその適用

 
具体的には、ばいじん・燃え殻、廃油(廃溶剤に限る)、汚泥・廃酸・廃アルカリなどが、特定の業種や施設から排出された場合に特定有害産業廃棄物として扱われます。
 
また、これらの物質が環境省によって定められた基準値を超える場合にも、特定有害産業廃棄物としての取り扱いが必要になります。
このように、複数の基準を総合的に考慮することで、正確な判定が行われるのです。
 

□まとめ

 
今回は、特定有害産業廃棄物の定義、その種類、そして判断基準についてご紹介しました。
ご紹介した情報は、産業廃棄物の処理に携わる業者や事業者にとって、適切な処理方法を選択する上で非常に重要です。
 
特定有害産業廃棄物の正確な理解と適切な処理は、環境保護と公衆衛生の向上に大きく貢献します。
ご紹介した知識を活用し、より安全で効果的な廃棄物処理を目指しましょう。

 

 

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