産業廃棄物の不法投棄の現状とは?国や自治体の対策もご紹介します!

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産業廃棄物の不法投棄の現状とは?国や自治体の対策もご紹介します!

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2023/10/14 産業廃棄物の不法投棄の現状とは?国や自治体の対策もご紹介します!

産業廃棄物は人体や環境に被害を及ぼさないようにするために、適切な方法で処理する必要があります。

しかし、産業廃棄物の不法投棄が後を絶ちません。
今回は、産業廃棄物の不法投棄の現状と、不法投棄をなくすための対策についてご紹介します。

 

□産業廃棄物の不法投棄の現状とは?

 

産業廃棄物の不法投棄件数は、1998年度をピークに減少しており、2021年度には約10分の1にまで減りました。
投棄量についても、1995年度の44.4万トンから2021年度には3.7万トンまで減少しています。

減少している理由としては、不法投棄の罰則化や、自治体や排出事業者の管理の強化が挙げられます。

一方で、現在もなお不法投棄があることは事実であるため、各事業者の取り組みを続けていく必要があります。

不法投棄廃棄物の種類に関して、最も投棄量が多いのは木くずの1万5282トン、次に建設混合廃棄物の1万2715トン、がれき類の4457トンと続きます。

 

しかし、前年度で最も多かったのは建設混合廃棄物の1万7614トンであったため、年度によって内訳は変化します。

また、産業廃棄物の不法投棄実行者について、2021年度の不法投棄の新規判明事案の中で最も多くを占めたのは、排出事業者の45件です。
その他、無許可事業は6件、許可事業は7件でした。

 

□不法投棄をなくすための国や自治体の対策をご紹介!

 

ここでは、不法投棄をなくすために国や自治体が取り組んでいる対策をご紹介します。

 

*防犯カメラの設置

 

不法投棄は人が出歩かない場所、時間帯に行われる傾向にあります。
不法投棄をしている現場を見つけることは難しいですが、防犯カメラを設置すれば、カメラの存在だけでも不法投棄の防止につながります。

また、不法投棄した人物がカメラに写っていれば、れっきとした証拠となり、相手に処分費用も請求できます。

 

*不法投棄しにくい環境整備

 

物陰に隠れた人目につかない場所は、不法投棄の現場として狙われやすいです。
有効な対策としては、以下の通りです。

・看板を立てて不法投棄の注意喚起をする
・雑草や不要な木を切って見晴らしをよくする
・定期的にパトロールを行う

 

□まとめ

 

産業廃棄物の不法投棄は完全になくなってはいないものの、件数でみると減少しています。

また、不法投棄される廃棄物の種類の内訳は年度によって異なります。
防犯カメラを設置したり、不法投棄しにくい環境整備を進めたりして、不法投棄を防ぐ取り組みを続けていくことが重要です。

もし不法投棄を見かけた場合は、土地の所有者が速やかに通報することが義務付けられているため、市区町村の受付窓口や場合によっては警察に通報しましょう。

 

 

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