特殊清掃とは？作業内容と併せてご紹介します！

亡くなってから発見までに時間がかかった人の部屋やゴミ屋敷など、通常の清掃では元通りにできない場合があります。
そんなときに必要となるのが、特殊清掃ですが、具体的にどのようなことを行うのか分からない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、特殊清掃とは何か、特殊清掃の作業内容についてご紹介します。

□特殊清掃とは？

特殊清掃とは、自殺や殺人、孤独死、ゴミ屋敷など、人知れず亡くなった人の部屋や、汚染や臭いがきつい場所を原状回復する仕事です。

長い期間放置されていた部屋には腐敗臭が充満しており、蛆やハエが湧きやすくなります。
加えて、体液や汚物、血液なども付着しており、腐敗臭と入り交ざって、言葉では表せないほど凄まじい臭いになります。
このような臭いや害虫の発生は近隣住民にも迷惑をかけてしまうため、早めに対処する必要があります。

そこで、原状回復のために特殊清掃が行われるのです。
部屋の原状回復が目的のため、遺品整理や不用品の処分、供養なども行ってもらえる場合があります。

□特殊清掃の作業内容をご紹介！

特殊清掃の主な作業内容は、以下の通りです。

・消毒作業
・害虫駆除
・不用品の処分
・特殊清掃の実施
・消臭
・原状回復、リフォーム

特殊清掃が必要な現場では、感染症の危険を避けるために、まず部屋を消毒します。
作業員は、感染症対策を施した完全防備で作業します。

ゴミ屋敷の場合はお弁当の残りかすや生ゴミなどに害虫が発生し、孤独死や事故の現場では長期間放置された死体の死臭により、ハエや蛆などが発生します。
特殊清掃では、害虫が発生する原因を突き止めながら駆除する必要があります。

そして、家電や家具などの不用品を搬出します。
亡くなった人の部屋では、ご遺族の方が遺品とするものもあるため、遺品整理も併せて行う場合もあります。

また、孤独死や事件などでは、壁や床に染み付いた血液や体液を特殊な薬剤で除去します。
ゴミ屋敷では、ゴミの搬出のほか、殺菌や除臭も行います。

一般的に、特殊清掃現場の臭いは、目に染みるほど強いです。
特殊な薬剤やハイスペックのオゾン発生器を使用し、徹底的に消臭します。
清掃や消臭を経て、場合によってはリフォームも行いながら、原状回復したら終了です。

□まとめ

特殊清掃では、亡くなってから長時間経った後の部屋やゴミ屋敷など、通常の清掃では対応できない現場の清掃を行います。
消毒や害虫駆除、不用品の処分、清掃や消臭の流れを経て原状回復を行います。
当社では特殊清掃を行っておりますので、特殊清掃が必要な方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。