特殊清掃の料金相場は？作業内容でも変動する？

特殊清掃の相場についてご存知でしょうか。
故人の部屋、犯罪現場、ゴミ屋敷などでの清掃は専門性を必要とします。

しかし、その料金については意外に知られていません。
この記事では、特殊清掃の相場を明らかにし、どのような要素が費用を決定するのか、そして適正な価格を見極める方法を解説します。

□特殊清掃とは

特殊清掃とは何でしょうか。

一般的な清掃業とは異なり、4つの重要な要素で構成されています。

1.消臭・汚れ落とし
一般的な清掃とは違い、特殊清掃では遺体の痕跡を完全に消去します。
壁や床、家具や布団の汚れを徹底的に落とすと共に、オゾンや専用の機器を駆使して臭いを根こそぎ取り除きます。

2.害虫駆除
害虫は、遺体から出た体液が引き寄せます。
特殊清掃のスキルはここでも発揮され、部屋からの害虫の脱出を防ぎつつ、徹底的な駆除、予防対策します。

3.リフォーム
単に汚れを落とすだけでなく、特殊清掃では部屋そのものを新しく生まれ変わらせます。
体液が浸み付いた壁紙や床板は新しいものに変えられ、部屋は再び清潔で生活可能な空間へと蘇ります。

4.遺品整理
故人の大切な持ち物を丁寧に整理し、形見と不要品を区別します。
汚れてしまった遺品も清掃と消臭が行われ、再び大切に使える状態に戻ります。

□特殊清掃の費用相場

特殊清掃の料金は、その作業内容と範囲により大きく変動します。
たとえば孤独死が発生した際、死後の日数やどの場所で亡くなられたかによって、作業の手法や料金が変化することもあるのです。

広さや間取り、作業人数を基準にした相場をみても、間取りが1R・1Kの場合は40,000円から120,000円、4LDK以上だと230,000円から650,000円と幅広いです。

しかし、これはあくまで目安であり、確定的な価格ではありません。
なぜなら、清掃が必要な場所の広さ、取り扱うべき家財の量や種類等によって、料金は大きく左右されるからです。
そのため、特殊清掃を依頼する際には、まずは具体的な状況を伝え、正確な見積もりを取ることが重要でしょう。

□まとめ

今回は特殊清掃の料金相場と作業内容でどの程度変動するのかについて紹介してきました。
かなり現場の状況に左右されることが多く、見積もりが難しい面もございます。

当社では遺品整理から特殊清掃まで、幅広く行っています。
特殊清掃に関して気になることがある方、料金がいくらになるか知りたい方は、ぜひ当社へご相談ください。