特殊清掃のやり方とは？業者に依頼するメリットもご紹介します！

特殊清掃が必要になるのは突然のことなので、対応に困っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
自分たちで清掃できる場合もあるものの、精神的にも身体的にも負担の大きいことです。

今回は特殊清掃のやり方と、特殊清掃を業者に依頼するメリットについてご紹介します。

□特殊清掃のやり方とは？

＊防護服を準備する

特殊清掃を行う場合には必ず防護服を準備してください。

孤独死の現場では遺体が腐敗した影響で、細菌やウイルスが発生しています。
そのため、防護服無しで清掃を行うと感染症にかかる危険があります。
また、死臭が体に染み付いてしまうと一週間ほど臭いが取れないこともあります。

これらの理由から、特殊清掃を行う場合には必ず防護服を着用しましょう。
この際には、防護服だけでなく長靴やゴム製の手袋、防毒マスクも準備しましょう。

＊特殊清掃用の道具を揃える

特殊清掃に必要な道具は以下の通りです。

・消毒剤：一般的には次亜塩素酸
・洗浄剤：特殊清掃用の強力な洗浄剤や台所用洗剤など
・厚手のごみ袋：できるだけ厚手で大きめのごみ袋
・雑巾：油の吸着力が高いもの
・スポンジ：一般的なスポンジ

＊特殊清掃を実施する

特殊清掃を行う手順は以下の通りです。

1.殺虫
2.消毒
3.家財整理
4.体液や血液などの掃除

殺虫、消毒の工程は市販の殺虫剤、消毒剤を使って行います。

次に、家財整理では遺品の整理や、作業するにあたって邪魔になるものを撤去していきます。
このときに体液や血液が染み込んだカーペットなどを袋に密閉して処分しましょう。

そして、壁や床に付着した体液や血液の掃除をしていきます。
この際に洗浄剤を使って掃除をすることで、汚れとともに臭いも取り除けます。

しかし、染み付いた体液や血液の臭いは完全に落としきることは難しいということを把握しておきましょう。

□特殊清掃は業者に依頼するのがおすすめ！

特殊清掃は以下のメリットがあるため、業者に依頼するのがおすすめです。

・臭いの原因に的確にアプローチできる
・感染症の危険を回避できる
・短時間で原状回復できる

特殊清掃業者は業務用の強力な洗浄剤を使用するため、臭いの原因を除去できます。
そのため、自分たちで清掃した仕上がりとは違い、部屋の構造部に染み込んだ臭いも完全に消臭できます。

また、特殊清掃現場では清掃する人だけでなく、周辺の人々にも感染症の危険があります。
プロに頼めば周辺に迷惑をかけることなく、またご自身も安全に清掃を終えられます。

□まとめ

今回は、特殊清掃のやり方について解説した上で、業者に依頼するのがおすすめな理由をご紹介しました。

特殊清掃は自分たちでできる部分はあるものの、感染症の危険や清掃後の仕上がりの違いから業者に依頼するのがおすすめです。
弊社でも特殊清掃を取り扱っておりますので、検討している方はご相談ください。