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産業廃棄物のリサイクル率はどれくらい?改善するためのポイントもご紹介します!
世界的に資源不足が叫ばれている昨今ですが、産業廃棄物のリサイクル率に目を向けたことはあるでしょうか。 家庭ごみのリサイクル率も20%程度とかなり低い水準ですが、総排出量を考えると産業廃棄物は膨大なためリサイクル率が気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、産業廃棄物のリサイクル率について解説していきます。
環境省の令和2年度の「産業廃棄物の排出及び処理状況等について」によれば、産業廃棄物の再生利用量は53.2%となっています。 産業廃棄物の総排出量は3億7382万トンで、前年度の3億8596万トンから1200万トン(約3.2%)ほど減少しています。
リサイクルされている産業廃棄物は全体から見ると半分を超えていますが、それでも約4割以上はリサイクルされていません。 さらに種類別に見てみると、がれき類、金属くず、動物のふん尿、鉱さいなどはいずれもリリサイクル率が90%を超えています。
しかし同時に、汚泥は7.1%、廃アルカリは17.9%、廃酸は29.1%、廃油は44.2%と、かなり低いリサイクル率の廃棄物もあります。
産業廃棄物の排出量は令和2年度に過去最小になっているものの、数%の減少にとどまっています。
産業廃棄物の排出量を減らすためには、使い捨ての商品から繰り返し使える商品に移行していったり、使い捨ての商品も再生利用したりと、大量生産大量消費の考え方から変えていく必要があります。
実際に食品廃棄物は、食品リサイクル法の制定によって、肥料や飼料として活用されるケースが増加してきています。
産業廃棄物のリサイクル率を改善するためには、社会全体が意識を変えていく必要があります。
産業廃棄物が発生する原因としてそもそも消費者の存在があります。 そのため、消費者である個人が、リサイクルのために分別や再生原材料を使用した商品を選ぶことで、社会全体の動きにつながります。
この社会課題を解決するために、まずはできるところからリサイクルを意識した生活を始めてみてはいかがでしょうか。
今回は、産業廃棄物のリサイクル率について環境省のレポートを参考にしてご紹介しました。 また後半では、産業廃棄物のリサイクル率の改善方法について解説しました。 リサイクル率は50%程度とまだまだ改善の見込みがあります。 別の言い方をすれば、活用できるかもしれない資源が多く眠っているということです。
一人ひとりが環境に配慮した生き方をできる範囲で実践していくだけでも、リサイクル率の改善につながるのではないでしょうか。
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世界的に資源不足が叫ばれている昨今ですが、産業廃棄物のリサイクル率に目を向けたことはあるでしょうか。
家庭ごみのリサイクル率も20%程度とかなり低い水準ですが、総排出量を考えると産業廃棄物は膨大なためリサイクル率が気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、産業廃棄物のリサイクル率について解説していきます。
□産業廃棄物のリサイクル率はどれくらい?
環境省の令和2年度の「産業廃棄物の排出及び処理状況等について」によれば、産業廃棄物の再生利用量は53.2%となっています。
産業廃棄物の総排出量は3億7382万トンで、前年度の3億8596万トンから1200万トン(約3.2%)ほど減少しています。
リサイクルされている産業廃棄物は全体から見ると半分を超えていますが、それでも約4割以上はリサイクルされていません。
さらに種類別に見てみると、がれき類、金属くず、動物のふん尿、鉱さいなどはいずれもリリサイクル率が90%を超えています。
しかし同時に、汚泥は7.1%、廃アルカリは17.9%、廃酸は29.1%、廃油は44.2%と、かなり低いリサイクル率の廃棄物もあります。
□産業廃棄物のリサイクル率を改善するためには?
*産業廃棄物の排出量を減らす
産業廃棄物の排出量は令和2年度に過去最小になっているものの、数%の減少にとどまっています。
産業廃棄物の排出量を減らすためには、使い捨ての商品から繰り返し使える商品に移行していったり、使い捨ての商品も再生利用したりと、大量生産大量消費の考え方から変えていく必要があります。
実際に食品廃棄物は、食品リサイクル法の制定によって、肥料や飼料として活用されるケースが増加してきています。
*一人ひとりがリサイクルに対して意識を高く持つ
産業廃棄物のリサイクル率を改善するためには、社会全体が意識を変えていく必要があります。
産業廃棄物が発生する原因としてそもそも消費者の存在があります。
そのため、消費者である個人が、リサイクルのために分別や再生原材料を使用した商品を選ぶことで、社会全体の動きにつながります。
この社会課題を解決するために、まずはできるところからリサイクルを意識した生活を始めてみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回は、産業廃棄物のリサイクル率について環境省のレポートを参考にしてご紹介しました。
また後半では、産業廃棄物のリサイクル率の改善方法について解説しました。
リサイクル率は50%程度とまだまだ改善の見込みがあります。
別の言い方をすれば、活用できるかもしれない資源が多く眠っているということです。
一人ひとりが環境に配慮した生き方をできる範囲で実践していくだけでも、リサイクル率の改善につながるのではないでしょうか。
住所 〒591-8043 大阪府堺市北区北長尾町6-4-17