特殊清掃で行われる害虫駆除とは？堺のプロが解説します！

害虫駆除が必要な特殊清掃の現場と聞いても、具体的なイメージや害虫駆除が必要な現場がわからない人は少なくないでしょう。
特殊清掃は、日常的に利用するサービスではないため当然です。
そこで今回は、害虫駆除が必要な特殊清掃現場と害虫駆除を伴う特殊清掃の方法について紹介します。

□害虫駆除が必要な特殊清掃現場

害虫駆除とは、有害な昆虫を防除することであり、害虫駆除が必要な主な特殊清掃現場として、孤独死の現場とゴミ屋敷と空き家の3つが挙げられます。

ご遺体が発見されるまで時間が経っていることが多い孤独死の現場では、ウジやハエが湧き、害虫駆除が必要なケースが多いです。
孤独死の現場が発見されるまでに平均17日かかり、ご遺体は日数が経過するとともに腐敗は進みます。
腐敗臭から異変を感じご遺体が発見される多くの場合、既に部屋の中で害虫が繁殖している可能性が高いです。
ご遺体が運び出された後でも、現場に残された汚物を養分として害虫は増え続けるので、特殊清掃で根源の汚れを専門の薬剤を用いて除去する必要があります。

弁当のゴミやペットボトルなどのさまざまなゴミの種類が蓄積されたゴミ屋敷では、ゴキブリなどの害虫が大量発生します。
害虫が繁殖、はこびっている場合は、市販薬での完璧な駆除は難しいでしょう。
特殊清掃会社に片付け、クリーニング、害虫駆除をしてもらい、害虫の形跡を消すことで再発防止しましょう。

空き家は害虫や害獣の住処になりやすいです。
換気がされない室内ではカビが発生し木材が腐りやすく、シロアリなどの害虫が繁殖しているケースが多くあります。
シロアリの駆除は素人では難しく、放置すると建物の破損や倒壊のリスクがあります。
特殊清掃会社には、空き家の整理と害虫駆除を同時に依頼できるのでとても効率的ですね。

□害虫駆除を伴う特殊清掃の方法

害虫が発見されると、特殊清掃の前に害虫駆除の作業を行います。
害虫は時間が経つとともに繁殖し増え、外部へ逃げ出す可能性があるため、感染症などを予防するためにも最初に行います。
まず、殺虫スプレーで害虫を駆除し、殺菌効果がある専用の薬剤を散布します。
除菌が済んだ後に汚染された箇所を清掃し、最後に現状回復のためのリフォームを行います。

数多くの現場を清掃してきたプロに任せることによって、状況によって柔軟に対応してもらえます。

□まとめ

害虫駆除専門の業者に依頼するのも一つの手ですが、特殊清掃や遺品整理の段階で害虫駆除を行えるケースが多いので、当社のように遺品整理などのサービスも用意している会社に依頼することをおすすめしています。
当社は、堺市を初め大阪周辺にて事業を展開しているので、大阪や近隣の方はぜひ一度ご相談ください。