特殊清掃ではどんな薬剤を使用する？堺のプロが解説します！

「特殊清掃ではどんな薬剤が使用されているのだろう」「特殊清掃ではどんな薬剤が使用されているのだろう」「どうやって汚れや臭いを消しているのだろう」今回は、このような疑問をお持ちの方に向けて、特殊清掃で使用されている薬剤や消臭・脱臭の方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

□特殊清掃ではどんな薬剤が使用される？

特殊清掃では、通常の清掃では落としきれない汚れや臭いを除去するために、さまざまな薬剤が使用されています。一般の方にとっては耳慣れない薬剤や成分も多いため、不安を覚える方もいらっしゃるかと思います。しかし、適切な薬剤を適切な量だけ使うことで、強い汚れや臭いであっても安全に除去できます。
使用される消毒・消臭剤をいくつかご紹介します。
1つ目は、加速化過酸化水素です。これは、従来の過酸化水素（オキシドール）の除菌スピードを高めた薬品です。消毒が難しいとされている菌やウイルスに対しても効果を発揮します。
2つ目は、二酸化塩素水です。これは、ウイルスや菌はもちろんカビなどにも効果を発揮し、構造を変化させることで99%殺菌が可能です。非常に殺菌力が高く、その効果は塩素の2.6倍とされています。
3つ目は、次亜塩素酸水です。これはほとんど全てのウイルス・細菌に効果を発揮し、毒性の強い芽胞菌も不活化させます。有機物と反応して分解するため、残留性の心配もありません。
以上、3つの薬剤を紹介しました。現場ではこのほかにもさまざまな薬剤が使用されています。

□特殊清掃における消臭・脱臭の方法とは？

特殊清掃の現場では、特殊な薬剤を噴霧することで消臭・脱臭・除菌が行われます。使用される薬剤は市販では売られておらず、プロでないと取り扱えないものとなっております。既存の薬剤に独自に添加物を加えるなどをして効果を高めて使用することもあるため、具体的な方法は企業秘密となります。
また、薬剤の噴霧には、通常の噴霧器よりもさらに細かな粒子を出せる専用の噴霧器が使用されます。より細かな粒子を噴霧することで、部屋の隅々まで成分を行き渡らせ、確実に消臭・脱臭・除菌ができるのです。
このように特殊な薬剤と特殊な器具を用いて消臭・脱臭・除菌が行われるため、プロでないとできない清掃となっております。

□まとめ

今回は、特殊清掃で使用される薬剤と消臭・脱臭の方法について解説しました。特殊清掃で汚れや臭いを消せる理由をお分かりいただけたかと思います。当社では、堺を中心にさまざまな現場での特殊清掃を行っております。ご依頼をお考えの方や不明点・疑問点のある方はお気軽にご相談ください。