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〒591-8043 大阪府堺市北区北長尾町6-4-17
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片付けのプロが教えるゴミ屋敷の片付け料金の相場
物が捨てられずゴミ屋敷になってしまった家の片付けは、自力でするにはかなりの労力を要します。
自力で片付けられない場合は、専門業者に依頼する方法しかありませんが、ゴミ屋敷の片付け業者に頼むと、いくら料金が掛かるか不安。と思っている方もいることでしょう。
そこで今回は、実際にゴミ屋敷の片付けなどを行っている弊社アスエルが、ゴミ屋敷の片付けに掛かる費用をご紹介したいと思います。
●ゴミ屋敷になる遠因とは?
●自分でゴミ屋敷を片づける費用
●業者にゴミ屋敷を片付けてもらう料金
●「片付けのプロが教えるゴミ屋敷の片付け料金の相場」まとめ
TVなどでご存知かと思いますが、ゴミ屋敷とは、部屋の中がゴミでパンパンに溢れかえった家のことを言います。
時には、敷地内に留まらず道路まではみ出しているようなゴミ屋敷もあります。
ゴミ屋敷の問題は全国的に増加傾向にあり、これからも増加していくであろうと予想されています。
ゴミ屋敷の問題は解決することが難しく、時には行政代執行されるようなケーズも出ています。
このゴミ屋敷問題を無くすためには、なぜゴミ屋敷になってしまうのかの原因究明からはじめなくてはなりません。
原因には色々ありますが、多くはゴミ屋敷に住まわれている方の複雑な心理状態によって、ゴミ屋敷は生まれてくるようです。
それでは、具体的にどういった状態の方がゴミ屋敷を作ってしまうのか原因を書いていきたいと思います。
ゴミ屋敷問題で、度々TVを騒がせている方の多くは一人暮らしの高齢者です。
高齢者は、年齢と共に社会との繋がりが減ってきます。来客なども無くなりますし、自分一人だけなので片付けや掃除などをし、家を綺麗にしておく必要もなくなります。
高齢者になればなるほど体力が落ちていき、ゴミの片付けをしようと思っても、体力や気力が追い付かなくなることも原因です。
さらには、物が不足していた時代を生きてきた高齢者は、「もったいない」「まだまだ使える」と物を溜めておく傾向にあります。
年と共に頑固になり、他人にゴミの処分を勧められても、「資源だ!」「コレクションだ!」などと聞く耳を持たない方もいらっしゃいます。
ゴミ屋敷に住んでいる高齢者は、認知症を患っているケースも多く見られます。
認知症は、判断力の低下により「片付けなければ」という判断が鈍っているせいで、掃除や片付けが出来なくなってしまうこともあります。
また、記憶障害から何度も買い物をしてしまい、ものが増えすぎてゴミ屋敷へとなってしまうことも原因にあります。
抑うつ状態とは、気分が落ち込んで活動を嫌っている状況であり、そのため思考、行動、感情、幸福感に影響が出ている状況のことです。
抑うつ状態になってしまう原因は様々ですが、身内の不幸や仕事でのストレスなどで、精神的にダメージを受けることで引き起こされます
鬱状態になってしまうと、何もかもやる気をなくし、掃除や片付けもできず、やがてゴミ屋敷になっていきます。
強迫性貯蔵症(ホーディング)とは強迫性障害の一種で、
・捨てた後に困るかもしれない ・取り返しのつかないことになるかもしれない
上記のような強迫観念に取りつかれて、ゴミを捨てられないケースがあります。
「ゴミ袋に入れて捨てる」と決めても、いざ捨てようとすると悩んでしまい、ゴミ袋からすべて出してもう一度確認してしまう状態もあります。
繰り返しの確認に疲れて、「もう捨てずに残しておこう」と考えてしまいゴミ屋敷へとなってしまいます。
多動性障害(ADHD)とは、注意欠陥多動性障害とも呼ばれ、
・不注意(集中力がない・気が散りやすい)
・多動性(じっとしていられない・落ち着きがない)
・衝動性 (順番を待てない・考える前に実行してしまう)
上記3つの要素がみられる発達障害のひとつです。
このような障害を持つ方は、片付けるのが苦手でゴミ屋敷にしてしまう傾向が見られます。
心を亡くすと書いて「忙しい」。読んで字のごとく、忙しいと何もかもやる気が無くなって、片付けなどする余裕は生まれて来ないと思います。
高学歴で年収も高くゴミ屋敷とは無縁のようですが・・・。
きっかけは大きなプロジェクトに抜擢されたこと、周囲からの大きな期待と、自分の能力を超えた高いレベルの仕事へのストレスで疲れ切って家に帰る毎日。
そうした日常を過ごすうちに、コンビニ弁当のゴミなどを部屋に放置するようになっていったそうです。
はじめは気にして時々片づけを行っていたようですが、段階的に感覚がマヒしていき、家中にゴミが積み上がり足の踏み場もないほどになったそうです。
もともとは綺麗好きで、2,3日に一度は掃除していた看護師の女性の場合もやはり仕事のストレスが原因。
仕事では患者一人一人に責任感を持って看護部長を務めているそうです。
ナースの仕事は「感情労働」の典型とされるそうです。
感情労働とは、常に感情のコントロール、模範的な態度が求められる職種で、看護師や介護士など医療・福祉関係、企業のサービスセンターや苦情処理係、教師や保育士、接客業全般が該当します。
彼女も感情を極端に抑える仕事のため、プライベートでは人と関わることを避け孤立を求めていったそうです。
外できちんとしている反動がでて、家では何もしたくない、片づける気力もないという状態が続き、ネットで買ったものや段ボールが家中にあふれていき、いつの間にかゴミ屋敷になってしまったそうです。
ここからは本題である「ゴミ屋敷の片付けに掛かる料金」について書いていきます。
まずはご自分でゴミ屋敷を片付ける場合、どれくらいの費用が掛かるのかをご紹介します。
ゴミ屋敷を自力で片付けようと考えている方の参考になるかと思います。
ゴミ屋敷を片付けるには掃除道具が必要になります。
元々、持っていることも多いかと思いますが、念のため記載しておきます。
・軍手やビニール手袋
・ゴミを入れる自治体指定のごみ袋
・必要なものを保管しておくダンボールなど
・古新聞や雑誌をしばる紐
・食器用洗剤と住居用洗剤
・ぞうきんやタオル、バケツ、箒や塵取り、掃除機など
・害虫駆除用の殺虫剤など
ゴミ屋敷の片付けに必要なこれらの掃除用具等をホームセンターなどで揃えると、おおよそ3,000~5,000円位の相場になります。
百円ショップを活用すれば、1,000円~2,000円くらいで収めることも可能だと思います。
燃えるゴミやプラスチック、缶・ビンなどは、各自治体で決められたゴミの日に出せば費用は掛かりませんが、
粗大ごみに関しては「粗大ごみ処理手数料」が必要になってきます。
粗大ごみの定義は、自治体ごとに違いがあるので、ご自分の所在地の自治体に確認するとよいでしょう。
弊社が所在している大阪の堺市では「その最大辺又は径の長さがおおむね30センチメートルを超える耐久消費財等」と定義されております。
粗大ごみを処分するには、自分で自治体にゴミ屋敷の片付けで出てきた粗大ゴミの回収依頼をしなければなりません。
粗大ゴミの処理手数料は、自治体から品目により細かく設定されていますので、自分が居住している自治体に問い合わせする必要があります。
インターネットで検索すると素早く、正確に確認できるのでおすすめです。
では、自分でゴミ屋敷の片付けを行った時に出た粗大ごみの回収を、自治体に依頼する場合の処理手数料の相場を一部みていきましょう(大阪府堺市の例)。
粗大ゴミ以外に処分費用が掛かるのが、4つのリサイクル家電です。
エアコン、洗濯機(乾燥機)、冷蔵庫(冷凍)、テレビについては、家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)により、家電リサイクル料として処分料金を負担する必要があります。
メーカー、品目によって処分費用が異なりますが、おおよそ「1,500〜5,000円」が料金の相場です。
この処分料金に加えて、収集運搬費用も発生するので、金額が上乗せされます。
収集運搬費用は、「1,000〜5,000円」が相場になっています。ですので、リサイクル家電に対する「処分費用+収集運搬費用」の平均費用は「5,000円〜10,000円」と、ゴミの処分代としては高額になってしまいますが、必ず支払はなくてはいけません。
ゴミ屋敷の片付けで大量の粗大ごみ引取を頼むと高くつきますし、日を指定されるのでちょっと不便と考える方もいるでしょう。
意外に知らない人が多いのですけど、安く捨てたい場合は、市のゴミ処理場に直接持ち込みができます。
ゴミ処理場は、ゴミの日にゴミ収集車が集めたゴミを持って行くところですが、業者ではなく一般の人も持ち込みもできるのです。
弊社が所在している大阪府の堺市を例にしますと、堺市内にクリーンセンター東工場・クリーンセンター臨海工場の二か所のクリーンセンターがありまして、車やトラックで持ち込みできます。
同じ市内から出た家庭ゴミ、リサイクル家電、消火器や耐火金庫は対象外といった制限項目はいくつかありますが、10Kgで170円と格安で処分することができます。
これは2tトラックを満載にしても1万円程度の費用なので、レンタカー代を払いトラックを借りても、粗大ごみに出すより費用を抑えることができます。
自分でゴミ屋敷を片付ける費用はお分かりになったかと思います、では自分で片付けるメリットは何なのでしょうか?
ゴミ屋敷を自分で片付ける場合の最大ののメリットは、費用が安く抑えられるという点にあります。
ゴミ袋やマスク・手袋など片付けに必要なものの費用と、粗大ごみ処理費用、もしくはクリーンセンターへの持ち込み処分料で済みます。
また、ゴミ屋敷ということを恥ずかしく思っている方は、他人に家の中を見られないのでプライバシーが確保できます。
他にも、片付けをする日にちや時間、期間を、自分が自由に決めて片付けができるということもメリットとして挙げられます。
費用が抑えられるメリットの反面、デメリットとしては、今まで溜め込んできたごみを片付けるのは相当の忍耐力や力、時間を要します。
大きな家財品などを運ぶのは一人では大変ですし、ごみの分別も時間が掛かる作業です。
これらの理由から、心が折れて片付けをあきらめてしまう方が多いのも現実です。
家族や友人の手助けがあれば、ゴミ屋敷を片付けるのも現実味が出てきますが、
実際のところゴミ屋敷の片付けは、自力でというよりも、プロの業者に依頼し一気に片付けてもらう方が、解決への近道となるでしょう。
本来ならば、ご自分で片付ける方が、業者に依頼するより費用面、プライバシー面でも優れていますが、先ほども書いた通り、溜め込んだゴミの片付けは困難を極めます。
では、業者にゴミ屋敷の片付けを依頼した場合、どのくらいの料金が必要になってくるかを、ご紹介します。
ゴミ屋敷の片付け料金は、家の大きさやゴミの量によっても異なりますが、状況別に大よその費用の目安についてご紹介します。
ワンルームマンションや1部屋だけがいわゆる「汚部屋」ゴミで一杯になっているという状況の場合、費用は比較的安く済みます。
ゴミ屋敷清掃を行っている業者では、「軽トラック1台分」等の定額パック料金を設定しているところもあり、人件費・処分料など込み込みで2~4万円ほどの費用で設定されています。
粗大ゴミだけでなく、資源ゴミや不燃ゴミなど本来回収日に出すべきゴミについても、片付けてくれます。
このようなゴミは処分も簡単なので、料金もそれほど掛からずに済むことが多いです。
ゴミが天井まで山積みされていて、ドアを開けることすらできないような部屋にも、お得なパック料金を利用すると、料金が抑えられます。
ただ、ゴミの量が山積みだと軽トラックでは積みきれないので、ほとんどの場合2tトラックを使用することになります。
2tトラックの定額パック料金は、大よそ5~8万円程度になります。
家一軒や部屋数の多いマンション等が、全室ゴミ屋敷になっている場合は、片付け料金が高額になってしまいます。
もちろん、ゴミの量によって料金は算出されますが、例えば2tトラックを4台分利用する場合、費用は40~55万円程度になります。
ゴミの量や現場の状況によっても料金が変わってくるため、業者に依頼する際には、きちんとした見積もりを作成してもらい、後々トラブルが起こらないようにしましょう。
ワンルーム程度のゴミ屋敷片付けであれば、天井までゴミが山積みでも、10万円程の費用で済むことが多いですが、広い家がゴミ屋敷という場合は高額な料金が必要になります。
その費用を惜しんでゴミ屋敷を片付けずに放置しておくと、「ゴミ屋敷条例」に従って「行政代執行」が行われてしまう事例もあります。
通常、あきらかなゴミであっても法的には個人の所有物としてみなされ、他人や行政が勝手に処分することはできません。
しかし、ゴミ屋敷からの悪臭や害虫の発生、ゴミが道路まで溢れていて通行の妨げになるなど、社会に悪い影響を与える場合は、自治体がゴミ屋敷の住人に対して指導や勧告を行い、それに従わない場合、自治体が撤去料金を立て替えて、強制的にゴミを処分できることになります。
その料金は一時的に自治体が立て替えているだけなので、最終的にはゴミ屋敷の住人に料金が請求されます。
その料金の額は、自治体に選ばれた業者によって異なりますが、数十万円~数百万円になることもあるようです。
行政代執行によってゴミ屋敷の片付けが行われると、料金の高い業者を使われる可能性もあるので、ご自分から安くて良心的な業者に片付けを依頼して、ゴミ処理費用を最小限に抑えたほうが良いと言えるでしょう。
ゴミ屋敷の片付けを、業者に依頼するメリットとは当たり前ですが、自分は何もせず勝手に片付けてくれることです。
作業内容に合わせて人数を動員し、プロの技術で素早く片付けを行うので、大量のゴミでも大型家財でも、短時間で確実な片付けが出来るということです。
ご近所の人にもゴミ屋敷であることがばれてしまうこともなく、片付けてくれます。
自力で片付けられないようなゴミ屋敷になっている場合は、費用が掛かってでも、業者に依頼することをおすすめします。
やはりデメリットは、料金を払わなくてはいけないことです。
業者に片付けを依頼する場合、自力での片付けよりも高い費用がかかります。
しかし、費用を払った分、短時間で確実な片付けを行ってくれるプロになら、多少高い費用がかかったとしても、納得できるはずです。
ゴミ屋敷の住人が女性の場合は、男性作業員に見られてしまうというデメリットもあります。
そういった場合は女性スタッフが在籍している、片付け業者を選ぶと安心できるでしょう。
弊社でも女性スタッフが在籍していますので、ご安心ください。(重量物がある場合は男性スタッフが必要になることをご理解下さい。)
ゴミ屋敷を生み出してしまう人は、高齢者や精神的な疾患により片付けることが困難になってしまった方に多く見られます。
また最近では、仕事でのストレスの反動で片付ける気力を失い、ゴミ屋敷になってしまった方もおられます。
ゴミ屋敷の片付けは、自分で行うのが理想ですが、現実的には非常に困難なことだと思われます。
ゴミ屋敷の片付けのプロである業者に依頼し、綺麗になった部屋から新しい生活をスタートしませんか?
実際の料金は、ゴミの量や現場の状況、作業員の人数によって異なりますが、最低2万円位からゴミ屋敷まるごと一軒で50万円位までで収まることが多いです。
「ゴミ屋敷を片付けたい」と、思った時がチャンスです。
お見積りは無料です、お電話いただければゴミの量から料金の算出をさせていただきます。
堺市から大阪周辺まで、ゴミ屋敷の片付け、不用品回収業者をお探しでしたらアスエルまでご連絡下さい。
不用品回収・特殊清掃・遺品整理・生前整理アスエル
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片付けのプロが教えるゴミ屋敷の片付け料金の相場
物が捨てられずゴミ屋敷になってしまった家の片付けは、自力でするにはかなりの労力を要します。
自力で片付けられない場合は、専門業者に依頼する方法しかありませんが、ゴミ屋敷の片付け業者に頼むと、いくら料金が掛かるか不安。と思っている方もいることでしょう。
そこで今回は、実際にゴミ屋敷の片付けなどを行っている弊社アスエルが、ゴミ屋敷の片付けに掛かる費用をご紹介したいと思います。
目次
●ゴミ屋敷になる遠因とは?
●自分でゴミ屋敷を片づける費用
●業者にゴミ屋敷を片付けてもらう料金
●「片付けのプロが教えるゴミ屋敷の片付け料金の相場」まとめ
ゴミ屋敷になる原因とは?
TVなどでご存知かと思いますが、ゴミ屋敷とは、部屋の中がゴミでパンパンに溢れかえった家のことを言います。
時には、敷地内に留まらず道路まではみ出しているようなゴミ屋敷もあります。
ゴミ屋敷の問題は全国的に増加傾向にあり、これからも増加していくであろうと予想されています。
ゴミ屋敷の問題は解決することが難しく、時には行政代執行されるようなケーズも出ています。
このゴミ屋敷問題を無くすためには、なぜゴミ屋敷になってしまうのかの原因究明からはじめなくてはなりません。
原因には色々ありますが、多くはゴミ屋敷に住まわれている方の複雑な心理状態によって、ゴミ屋敷は生まれてくるようです。
それでは、具体的にどういった状態の方がゴミ屋敷を作ってしまうのか原因を書いていきたいと思います。
片付けられない原因1・高齢
ゴミ屋敷問題で、度々TVを騒がせている方の多くは一人暮らしの高齢者です。
高齢者は、年齢と共に社会との繋がりが減ってきます。来客なども無くなりますし、自分一人だけなので片付けや掃除などをし、家を綺麗にしておく必要もなくなります。
高齢者になればなるほど体力が落ちていき、ゴミの片付けをしようと思っても、体力や気力が追い付かなくなることも原因です。
さらには、物が不足していた時代を生きてきた高齢者は、「もったいない」「まだまだ使える」と物を溜めておく傾向にあります。
年と共に頑固になり、他人にゴミの処分を勧められても、「資源だ!」「コレクションだ!」などと聞く耳を持たない方もいらっしゃいます。
片付けられない原因2・認知症
ゴミ屋敷に住んでいる高齢者は、認知症を患っているケースも多く見られます。
認知症は、判断力の低下により「片付けなければ」という判断が鈍っているせいで、掃除や片付けが出来なくなってしまうこともあります。
また、記憶障害から何度も買い物をしてしまい、ものが増えすぎてゴミ屋敷へとなってしまうことも原因にあります。
片付けられない原因3・抑うつ状態
抑うつ状態とは、気分が落ち込んで活動を嫌っている状況であり、そのため思考、行動、感情、幸福感に影響が出ている状況のことです。
抑うつ状態になってしまう原因は様々ですが、身内の不幸や仕事でのストレスなどで、精神的にダメージを受けることで引き起こされます
鬱状態になってしまうと、何もかもやる気をなくし、掃除や片付けもできず、やがてゴミ屋敷になっていきます。
片付けられない原因4・強迫性貯蔵症(ホーディング)
強迫性貯蔵症(ホーディング)とは強迫性障害の一種で、
・捨てた後に困るかもしれない
・取り返しのつかないことになるかもしれない
上記のような強迫観念に取りつかれて、ゴミを捨てられないケースがあります。
「ゴミ袋に入れて捨てる」と決めても、いざ捨てようとすると悩んでしまい、ゴミ袋からすべて出してもう一度確認してしまう状態もあります。
繰り返しの確認に疲れて、「もう捨てずに残しておこう」と考えてしまいゴミ屋敷へとなってしまいます。
片付けられない原因5・多動性障害(ADHD)
多動性障害(ADHD)とは、注意欠陥多動性障害とも呼ばれ、
・不注意(集中力がない・気が散りやすい)
・多動性(じっとしていられない・落ち着きがない)
・衝動性 (順番を待てない・考える前に実行してしまう)
上記3つの要素がみられる発達障害のひとつです。
このような障害を持つ方は、片付けるのが苦手でゴミ屋敷にしてしまう傾向が見られます。
片付けられない原因6・忙しすぎる
心を亡くすと書いて「忙しい」。読んで字のごとく、忙しいと何もかもやる気が無くなって、片付けなどする余裕は生まれて来ないと思います。
<有名国立大学出身で大手企業に勤める現役バリバリのエリートサラリーマンの場合>
高学歴で年収も高くゴミ屋敷とは無縁のようですが・・・。
きっかけは大きなプロジェクトに抜擢されたこと、周囲からの大きな期待と、自分の能力を超えた高いレベルの仕事へのストレスで疲れ切って家に帰る毎日。
そうした日常を過ごすうちに、コンビニ弁当のゴミなどを部屋に放置するようになっていったそうです。
はじめは気にして時々片づけを行っていたようですが、段階的に感覚がマヒしていき、家中にゴミが積み上がり足の踏み場もないほどになったそうです。
<元々はキレイ好きの40代ナースの場合>
もともとは綺麗好きで、2,3日に一度は掃除していた看護師の女性の場合もやはり仕事のストレスが原因。
仕事では患者一人一人に責任感を持って看護部長を務めているそうです。
ナースの仕事は「感情労働」の典型とされるそうです。
感情労働とは、常に感情のコントロール、模範的な態度が求められる職種で、看護師や介護士など医療・福祉関係、企業のサービスセンターや苦情処理係、教師や保育士、接客業全般が該当します。
彼女も感情を極端に抑える仕事のため、プライベートでは人と関わることを避け孤立を求めていったそうです。
外できちんとしている反動がでて、家では何もしたくない、片づける気力もないという状態が続き、ネットで買ったものや段ボールが家中にあふれていき、いつの間にかゴミ屋敷になってしまったそうです。
自分でゴミ屋敷を片づける費用
ここからは本題である「ゴミ屋敷の片付けに掛かる料金」について書いていきます。
まずはご自分でゴミ屋敷を片付ける場合、どれくらいの費用が掛かるのかをご紹介します。
ゴミ屋敷を自力で片付けようと考えている方の参考になるかと思います。
ゴミ屋敷の片付けに必要な掃除道具などの費用
ゴミ屋敷を片付けるには掃除道具が必要になります。
元々、持っていることも多いかと思いますが、念のため記載しておきます。
・軍手やビニール手袋
・ゴミを入れる自治体指定のごみ袋
・必要なものを保管しておくダンボールなど
・古新聞や雑誌をしばる紐
・食器用洗剤と住居用洗剤
・ぞうきんやタオル、バケツ、箒や塵取り、掃除機など
・害虫駆除用の殺虫剤など
ゴミ屋敷の片付けに必要なこれらの掃除用具等をホームセンターなどで揃えると、おおよそ3,000~5,000円位の相場になります。
百円ショップを活用すれば、1,000円~2,000円くらいで収めることも可能だと思います。
ゴミ屋敷から出た粗大ごみの手数料
燃えるゴミやプラスチック、缶・ビンなどは、各自治体で決められたゴミの日に出せば費用は掛かりませんが、
粗大ごみに関しては「粗大ごみ処理手数料」が必要になってきます。
粗大ごみの定義は、自治体ごとに違いがあるので、ご自分の所在地の自治体に確認するとよいでしょう。
弊社が所在している大阪の堺市では「その最大辺又は径の長さがおおむね30センチメートルを超える耐久消費財等」と定義されております。
粗大ごみを処分するには、自分で自治体にゴミ屋敷の片付けで出てきた粗大ゴミの回収依頼をしなければなりません。
粗大ゴミの処理手数料は、自治体から品目により細かく設定されていますので、自分が居住している自治体に問い合わせする必要があります。
インターネットで検索すると素早く、正確に確認できるのでおすすめです。
では、自分でゴミ屋敷の片付けを行った時に出た粗大ごみの回収を、自治体に依頼する場合の処理手数料の相場を一部みていきましょう(大阪府堺市の例)。
家電4品目には家電リサイクル料が掛かる
粗大ゴミ以外に処分費用が掛かるのが、4つのリサイクル家電です。
エアコン、洗濯機(乾燥機)、冷蔵庫(冷凍)、テレビについては、家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)により、家電リサイクル料として処分料金を負担する必要があります。
メーカー、品目によって処分費用が異なりますが、おおよそ「1,500〜5,000円」が料金の相場です。
この処分料金に加えて、収集運搬費用も発生するので、金額が上乗せされます。
収集運搬費用は、「1,000〜5,000円」が相場になっています。ですので、リサイクル家電に対する「処分費用+収集運搬費用」の平均費用は「5,000円〜10,000円」と、ゴミの処分代としては高額になってしまいますが、必ず支払はなくてはいけません。
片付けで出たゴミをクリーンセンターに持ち込みする費用
ゴミ屋敷の片付けで大量の粗大ごみ引取を頼むと高くつきますし、日を指定されるのでちょっと不便と考える方もいるでしょう。
意外に知らない人が多いのですけど、安く捨てたい場合は、市のゴミ処理場に直接持ち込みができます。
ゴミ処理場は、ゴミの日にゴミ収集車が集めたゴミを持って行くところですが、業者ではなく一般の人も持ち込みもできるのです。
弊社が所在している大阪府の堺市を例にしますと、堺市内にクリーンセンター東工場・クリーンセンター臨海工場の二か所のクリーンセンターがありまして、車やトラックで持ち込みできます。
同じ市内から出た家庭ゴミ、リサイクル家電、消火器や耐火金庫は対象外といった制限項目はいくつかありますが、10Kgで170円と格安で処分することができます。
これは2tトラックを満載にしても1万円程度の費用なので、レンタカー代を払いトラックを借りても、粗大ごみに出すより費用を抑えることができます。
自分でゴミ屋敷を片づけるメリット
自分でゴミ屋敷を片付ける費用はお分かりになったかと思います、では自分で片付けるメリットは何なのでしょうか?
ゴミ屋敷を自分で片付ける場合の最大ののメリットは、費用が安く抑えられるという点にあります。
ゴミ袋やマスク・手袋など片付けに必要なものの費用と、粗大ごみ処理費用、もしくはクリーンセンターへの持ち込み処分料で済みます。
また、ゴミ屋敷ということを恥ずかしく思っている方は、他人に家の中を見られないのでプライバシーが確保できます。
他にも、片付けをする日にちや時間、期間を、自分が自由に決めて片付けができるということもメリットとして挙げられます。
自分でゴミ屋敷を片づけるデメリット
費用が抑えられるメリットの反面、デメリットとしては、今まで溜め込んできたごみを片付けるのは相当の忍耐力や力、時間を要します。
大きな家財品などを運ぶのは一人では大変ですし、ごみの分別も時間が掛かる作業です。
これらの理由から、心が折れて片付けをあきらめてしまう方が多いのも現実です。
家族や友人の手助けがあれば、ゴミ屋敷を片付けるのも現実味が出てきますが、
実際のところゴミ屋敷の片付けは、自力でというよりも、プロの業者に依頼し一気に片付けてもらう方が、解決への近道となるでしょう。
業者にゴミ屋敷を片付けてもらう料金
本来ならば、ご自分で片付ける方が、業者に依頼するより費用面、プライバシー面でも優れていますが、先ほども書いた通り、溜め込んだゴミの片付けは困難を極めます。
では、業者にゴミ屋敷の片付けを依頼した場合、どのくらいの料金が必要になってくるかを、ご紹介します。
業者によるゴミ屋敷の片付け料金
ゴミ屋敷の片付け料金は、家の大きさやゴミの量によっても異なりますが、状況別に大よその費用の目安についてご紹介します。
<ワンルームの床一面にゴミが広がっているケース>
ワンルームマンションや1部屋だけがいわゆる「汚部屋」ゴミで一杯になっているという状況の場合、費用は比較的安く済みます。
ゴミ屋敷清掃を行っている業者では、「軽トラック1台分」等の定額パック料金を設定しているところもあり、人件費・処分料など込み込みで2~4万円ほどの費用で設定されています。
粗大ゴミだけでなく、資源ゴミや不燃ゴミなど本来回収日に出すべきゴミについても、片付けてくれます。
このようなゴミは処分も簡単なので、料金もそれほど掛からずに済むことが多いです。
<ワンルームの天井までゴミが溢れているケース>
ゴミが天井まで山積みされていて、ドアを開けることすらできないような部屋にも、お得なパック料金を利用すると、料金が抑えられます。
ただ、ゴミの量が山積みだと軽トラックでは積みきれないので、ほとんどの場合2tトラックを使用することになります。
2tトラックの定額パック料金は、大よそ5~8万円程度になります。
<広い家がゴミ屋敷になっているケース>
家一軒や部屋数の多いマンション等が、全室ゴミ屋敷になっている場合は、片付け料金が高額になってしまいます。
もちろん、ゴミの量によって料金は算出されますが、例えば2tトラックを4台分利用する場合、費用は40~55万円程度になります。
ゴミの量や現場の状況によっても料金が変わってくるため、業者に依頼する際には、きちんとした見積もりを作成してもらい、後々トラブルが起こらないようにしましょう。
<行政代執行がなされた場合>
ワンルーム程度のゴミ屋敷片付けであれば、天井までゴミが山積みでも、10万円程の費用で済むことが多いですが、広い家がゴミ屋敷という場合は高額な料金が必要になります。
その費用を惜しんでゴミ屋敷を片付けずに放置しておくと、「ゴミ屋敷条例」に従って「行政代執行」が行われてしまう事例もあります。
通常、あきらかなゴミであっても法的には個人の所有物としてみなされ、他人や行政が勝手に処分することはできません。
しかし、ゴミ屋敷からの悪臭や害虫の発生、ゴミが道路まで溢れていて通行の妨げになるなど、社会に悪い影響を与える場合は、自治体がゴミ屋敷の住人に対して指導や勧告を行い、それに従わない場合、自治体が撤去料金を立て替えて、強制的にゴミを処分できることになります。
その料金は一時的に自治体が立て替えているだけなので、最終的にはゴミ屋敷の住人に料金が請求されます。
その料金の額は、自治体に選ばれた業者によって異なりますが、数十万円~数百万円になることもあるようです。
行政代執行によってゴミ屋敷の片付けが行われると、料金の高い業者を使われる可能性もあるので、ご自分から安くて良心的な業者に片付けを依頼して、ゴミ処理費用を最小限に抑えたほうが良いと言えるでしょう。
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するメリット
ゴミ屋敷の片付けを、業者に依頼するメリットとは当たり前ですが、自分は何もせず勝手に片付けてくれることです。
作業内容に合わせて人数を動員し、プロの技術で素早く片付けを行うので、大量のゴミでも大型家財でも、短時間で確実な片付けが出来るということです。
ご近所の人にもゴミ屋敷であることがばれてしまうこともなく、片付けてくれます。
自力で片付けられないようなゴミ屋敷になっている場合は、費用が掛かってでも、業者に依頼することをおすすめします。
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するデメリット
やはりデメリットは、料金を払わなくてはいけないことです。
業者に片付けを依頼する場合、自力での片付けよりも高い費用がかかります。
しかし、費用を払った分、短時間で確実な片付けを行ってくれるプロになら、多少高い費用がかかったとしても、納得できるはずです。
ゴミ屋敷の住人が女性の場合は、男性作業員に見られてしまうというデメリットもあります。
そういった場合は女性スタッフが在籍している、片付け業者を選ぶと安心できるでしょう。
弊社でも女性スタッフが在籍していますので、ご安心ください。(重量物がある場合は男性スタッフが必要になることをご理解下さい。)
「片付けのプロが教えるゴミ屋敷の片付け料金の相場」まとめ
ゴミ屋敷を生み出してしまう人は、高齢者や精神的な疾患により片付けることが困難になってしまった方に多く見られます。
また最近では、仕事でのストレスの反動で片付ける気力を失い、ゴミ屋敷になってしまった方もおられます。
ゴミ屋敷の片付けは、自分で行うのが理想ですが、現実的には非常に困難なことだと思われます。
ゴミ屋敷の片付けのプロである業者に依頼し、綺麗になった部屋から新しい生活をスタートしませんか?
実際の料金は、ゴミの量や現場の状況、作業員の人数によって異なりますが、最低2万円位からゴミ屋敷まるごと一軒で50万円位までで収まることが多いです。
「ゴミ屋敷を片付けたい」と、思った時がチャンスです。
お見積りは無料です、お電話いただければゴミの量から料金の算出をさせていただきます。
堺市から大阪周辺まで、ゴミ屋敷の片付け、不用品回収業者をお探しでしたらアスエルまでご連絡下さい。
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